『ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス』「5人目」の見事なギターに出し抜かれたジョージの悲哀
『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』(1968年11月22日発売)②
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■『ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス』
2枚組の『ホワイト・アルバム』については、まずは1枚目、LPでいえばA・B面の曲から、順を追って紹介していく。
さて、これまで紹介してきた曲と、この曲には、制作プロセスに決定的な違いがある。この曲では、ついに8トラックの録音機器が導入されたのだ。
これまでは4トラック。あの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の複雑怪奇な録音も、録音する「道=トラック」がたった4本しかないテープに収められていたのである。
それがいきなり倍になった。結果、多くの音が入っている割には、音の劣化が少なく、クリアなサウンドになった。
半面、「道」に余裕がある分、「とりあえず入れとくか」という感じの楽器や声も多いラフな録音スタイルとなり、それがアルバム全体の「緩い」印象とつながってくる。
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