大山悠輔
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阪神「大型新人スラッガー」佐藤輝明と岡田彰布の相関関係
阪神のドラフト1位ルーキー・佐藤輝明に期待している。なにしろ、4球団が競合した大学屈指のスラッガーである。阪神以外に入札した3球団がソフトバンク、巨人、オリックスというのもいい。あの柳田悠岐を擁するソフトバンクが、あの岡本和真を擁す...
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“新しい阪神”へ…大山、近本、藤浪の同級生トリオに期待
年が明けて、あらためて昨年の阪神タイガースを振り返ってみる。 藤川球児が引退し、福留孝介と能見篤史が退団した。前年に引退・退団したメッセンジャーと鳥谷敬に続いて、またも大ベテランが虎を去った一方で、野手では4番・大山悠輔と核...
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阪神・大山の実質本塁打数を「机上の計算」してみると…
阪神の生え抜きでは掛布雅之と岡田彰布以来、実に35年ぶりとなるシーズン30本塁打。その壁を越えるべく、今季は大山悠輔が本塁打を量産したものの、結局28本に終わった。私としては本塁打王を逃したことより、残念でならない。 この3...
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巨人・岡本が初タイトル当確 本塁打&打点「2冠王」の値段
巨人・岡本和真(24)が「2冠」に当確ランプをともした。 31本塁打はリーグ2位のヤクルト・村上、阪神・大山に3差。96打点は2位村上に10、3位大山に11差をつけている。巨人、阪神は2試合、ヤクルトは1試合を残すのみ。若き...
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甲子園で閑古鳥…熱狂的な阪神ファンがソッポを向き始めた
ファンも失望しているんじゃないか。 10月から観客動員の上限を2万人に拡大した阪神だが、22日の広島戦は序盤に大量失点を喫したことが響いて敗戦。観客は9081人にとどまった。 昨季は12球団最多の309万人を動員する...
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ドラ2井上広大を“1安打”でスター扱いする阪神の悪しき伝統
阪神の高卒ドラフト2位ルーキー・井上広大が一軍に昇格し、8打席目でプロ初安打初打点を記録した。高校時代は大阪の名門・履正社高の4番として高校通算49本塁打を記録した右の長距離砲。昨夏の甲子園決勝では星稜高のエース・奥川恭伸(現ヤクル...
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ベテランの存在感が薄いからこそ阪神は世代交代ができる
今季の阪神タイガースは久しぶりに楽しい。さすがに優勝は無理だろうけど、私は別に優勝だけを望んでいるわけではないので、このまま2位や3位で終わってもどうってことない。むしろ今季はCSがないため、目の前の勝敗に大騒ぎしなくてもいいことが...
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阪神優勝より大事 大山とサンズの本塁打数が気になる!
早いもので、もう9月の中旬である。普通、この時期のプロ野球というとペナントレースの終盤で、優勝がすでに決しているか、あるいは熾烈な優勝争いの真っただ中だったりする。しかし、今年はコロナ禍によって開幕が3カ月近くも遅れたため、現時点で...
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阪神は“金本秘蔵っ子”軽視 助っ人頼みで最下位の体たらく
「クビにされた前監督は、おもろうないやろ」 古参OBの感想はもっともだろう。 7日、今季初の甲子園ゲームが雨天中止になった最下位阪神。不振のボーアに当たりが出てくるなど明るい材料もあるが、前監督は今のチームをどう見てい...
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阪神MBS砲の陰に隠れた「和製大砲候補」大山悠輔への期待
阪神タイガースは相変わらず不思議なチームである。今季は開幕から打線が絶不調で、12試合消化の時点で2勝10敗の最下位(チーム打率、得点ともに最下位)に低迷したときは早くも矢野監督の休養説が飛び交うなど、恒例のゴタゴタが始まったかに思...
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大山に三塁争いの試練 虎名物「未完の大砲」の仲間入りか
今季、阪神の正三塁手はマルテなのか大山悠輔なのか。最近は大山の外野手起用も試されているため、2人ともスタメンに名を連ねるケースもあるかもしれないが、だからといって大山の外野固定も容易ではない。阪神の外野には福留孝介、糸井嘉男、近本光...
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「4番大山」育成より目先の勝利を選ぶ虎・矢野監督の滑稽
こうなると思っていた。阪神は4日、DeNAに延長戦の末、サヨナラ負け。大山悠輔(24)に代わって三塁を守る北條が先制適時打を打つなど活躍したが、最後は筒香の一発に沈んだ。 問題はその大山だ。矢野監督は開幕前、「生え抜きを育て...
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86歳の大長老OBが影響力を持ち続ける阪神の気持ち悪さ
先週の本稿では、阪神の大山悠輔が4番を外された問題を取り上げたが(詳細はweb版で確認してください)、字数の関係で書ききれなかったことがあった。それは阪神の大物OBであり、御年86歳の長老格でもある吉田義男氏についてだ。 そ...
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阪神は育成が重要 今年1年“大山4番”こだわってほしかった
阪神・大山悠輔がついに4番を外された。今季の大山は、阪神の長年の課題である和製大砲の育成のために開幕から4番打者として我慢の起用を続けられてきたが、それに見合う活躍ができておらず、矢野監督の我慢も限界に達したようだ。 ちなみ...
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勝てない阪神…4番大山が4安打2打点でも6連敗で4位転落
阪神は今季ワーストタイの6連敗で4位に転落したが、4番の大山は気を吐いた。二回の第1打席はレフトへ先制のホームラン。三回の第2打席は2死一塁でレフト前にポテンヒット。1点リードの第3打席は1死一、二塁からレフトへタイムリーヒット。七...
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虎指揮官が固執 リーグ最多失策でも“4番大山”で共倒れ危機
84試合を消化して球宴休みに入っていた阪神。DeNAと並んで2位タイにいるが、問題は打線だ。3連敗を喫した8日からの巨人戦も、ここぞという時に適時打が出なかった。一発で劣勢ムードを変えられる本塁打も期待できない。そんなチームの4番に...
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大山“虎組織票”でセ三塁中間1位…「夢の球宴」は有名無実
毎年のことだが……。 17日、オールスター(7月12日=東京ドーム、13日=甲子園)の最終中間発表が行われた。票数を見て驚いたのは、セ・リーグの三塁手部門。阪神・大山がヤクルト・村上に4万票近い差をつけてトップに立ったのだ。...
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阪神近本がセ首位11盗塁 とんだ“外れ外れ1位”がいたものだ
このところ新生・矢野阪神が好調だ。開幕当初は低迷していたものの、4月の終盤から徐々に息を吹き返し、今では貯金1のAクラスである。 好調の要因は多々あるのだが、その中でもルーキーの近本光司や6年目の捕手・梅野隆太郎、チームトッ...
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木浪と近本は数試合で…矢野阪神「4番・大山」の賞味期限
また不発だった。 前日は乱打戦を制した阪神。この日(10日)は相手先発浜口の前に、わずか1安打の完封負けだった。 打線が沈黙する中、4番のバットが火を噴けば試合の流れはガラリと変わるものだが、今の阪神にそれを求めるの...
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「我慢できない」は嘘 矢野監督よ虎ファンを見くびるな!
新生・矢野阪神が煮え切らない戦いを続けている。開幕9試合を消化して4勝5敗と、一応5割前後をキープしているが内容は芳しくない。 大きな問題はやはり打線だろう。7日の広島戦では大量9点で勝利したものの、それでもチーム総得点と本...
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阪神“不名誉記録”ズラリ 矢野采配は金本時代と変わりなし
在阪スポーツ紙には早くも「不名誉記録」が並べ立てられた。 3日の巨人戦も敗れて3連敗となった阪神。“2009年以来となる10年ぶりの巨人戦連敗スタート”“開幕から5試合連続3得点以下は1995年以来24年ぶり”なんだそうであ...
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チルドレンには饒舌も…金本前監督“阪神”に興味ナシの心中
27日、東京都内で行われた「2019年スカパー!プロ野球メディアラウンドテーブル」に、前阪神監督の金本知憲氏(50)と前ヤクルト監督の真中満氏(48)が出演。15年のドラフトで、高山俊(明大)の1位指名で競合した“因縁”を持つ両氏は...
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鳥谷は4億で大山は微増の3000万 若虎たちの嘆きを聞け
若手のため息が聞こえてきそうだ。 5年契約を結んでいる阪神の鳥谷敬(37)が5日、現状維持の年俸4億円でサインした。来季が契約最終年になる。 今季は開幕こそ二塁のスタメンで出場するも、4月に入るとスタメン落ちが目立ち...
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半端なCS進出より喜ばしい 阪神エースと4番の若虎成長物語
なんだかんだ言っても、この男が活躍すれば虎党の私としては望外の喜びだ。9月29日の対中日戦で2年ぶりの完封勝利を挙げた藤浪晋太郎。たった一度の快投で浮かれるのは気が早いと自戒しつつも、藤浪に関してはその潜在能力に疑いがないわけだから...