ケチとは言わんけど案外セコい? 阪神・村上頌樹“大山の半分以下”の6000万円増は高いか安いか

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 大谷翔平ドジャースと結んだ総額1000億円契約とは比べるべくもないが……。

 38年ぶりの日本一で、大盤振る舞いが続いている阪神の契約更改。10日は、主砲の大山悠輔(28)や中野拓夢(27)、1990年の野茂英雄(近鉄)以来となる新人王・MVPダブル受賞の村上頌樹(25)らの主力が球団と交渉を行った。

 大山は1億5000万円アップの年俸2億8000万円にサイン。順調なら来季、国内FA権取得とあって球団から複数年契約を提示されたものの、「単年で勝負」と、これを断った。

 中野は8000万円アップの年俸1億5000万円。大谷の報道に関する質問では「何だろう、この額は」と唖然としたことを明かしつつ、自身も年俸倍増にホクホク顔だった。

 昇給率でいえば、トップは村上だ。今季は先発ローテを1年間守り抜き、10勝6敗、防御率1.75。リーグV、日本一に大きく貢献した。今季の年俸700万円から、6700万円に大幅アップ。昇給率857%は、阪神の球団史上トップである。

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