阪神復帰待望論も…虎フロントが羨む日本ハム新庄監督の選手操縦術と絶大な人気

公開日: 更新日:

 阪神にとって、こんなにオイシイ展開はない。

 5日、2005年以来16年ぶりに甲子園に凱旋した新庄剛志監督(50)率いる日本ハムに3連勝。チームはこれで5連勝である。

 矢野燿大監督(53)は、積極野球で選手を底上げする「新庄流」に感化されたのか、初戦は就任時からのテーマである「超積極」を思い出したように、攻めの采配で6点差から逆転勝ち。新庄監督に三回無死満塁からスクイズを決められるなど、序盤に大量リードを奪われたが、立て続けに代打、代走を注ぎ込み食らいついた。失敗に終わったものの、「やられたらやり返せ」と言わんばかりに八回には満塁時にスクイズを仕掛け返した。

 選手も攻めの姿勢が出てきた。大山は初戦、初球からガンガン振って3連発を放つと、2戦目は3安打。この日も3ランを打った。投打がかみあった勝ちっぷりに、昨季序盤の快進撃を思い出したムキもいるだろう。

■3戦連続でチケットは完売

 フロントも新庄人気を実感しているようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々