出雲駅伝7位完敗の青学大・原監督に直撃「ばけばけ大作戦の点数? 0点でしょう!(苦笑)」
大学3大駅伝の初戦となる出雲駅伝(13日)で前回覇者の国学院大が2時間9分12秒のタイムで2年連続3度目の優勝を飾った。昨年は出雲と全日本を制して大学2冠を達成しながら、今年1月の箱根は3位に終わっただけに同一年度に3大駅伝を制する「3冠」への再チャレンジに向けて好スタートを切った。
「6区間45.1キロ」で争われる出雲は「スピード勝負」「区間ごとに目まぐるしく順位が変わる」ことで知られている。
今大会も1区・中大から2区・早大、3区・城西大と首位が入れ替わったが、国学院大は4区の辻原輝が17分20秒の区間新記録の快走でトップに立つと、5区の高山豪起と10.2キロの最長区間.6区のアンカー上原琉翔が順位を守ってフィニッシュ。「4区、5区で勝てる予感があった。次の全日本(11月2日)、箱根(来年1月2、3日)も優勝を目指したい」と満足げな笑みを浮かべた前田康弘監督。対照的だったのが、箱根2連覇中の青学大・原晋監督である。
3大駅伝に向けて、島根・松江を舞台にしたNHK朝ドラにちなんだ「ばけばけ大作戦」を発令したが、1~4区に起用した1、2年生選手が「化けて」くれず、国学院大に1分40秒遅れの7位に終わった。