女子やり投げ北口榛花サマサマ…過去最高記録を更新した世界陸上チケット販売好調のカラクリ

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 陸上の世界選手権開幕(9月13日)まで残り10日となった3日、世界陸上財団が会場の国立競技場で会見。

 2022年の開催決定当初、懸念されたチケット販売は好調で、すでに45万枚を突破し、日本で行われた過去2大会(91年東京、07年大阪)を上回ったと発表した。

 ウィークデーに行われる男子110m準決勝、決勝、女子1500m決勝が行われる16日など一部、売れ行きが芳しくない種目もあるとはいえ、過去最高の販売枚数を記録したのは自国開催の世界選手権で金メダル取りが確実視されるパリ五輪覇者の北口榛花(27)の存在が大きいという。

 財団関係者がこういった。

「今大会で最も関心が高い選手は表彰台が有力視される北口で、女子やり投げ決勝が行われる20日のナイトセッションは真っ先にチケットが完売しました。北口のやり投げを一目見たいというファンは少なくない。前日19日の女子やり投げ予選もアッという間に売り切れました。これは決勝のチケットを入手できなかったファンが予選のチケットを買い求めたのでしょう。北口サマサマです」

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