お笑い界 偉人・奇人・変人伝
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松原タニシ「北野誠さんに(事故物件に住めば?と)言われてなかったら、今の僕はいません」
松竹芸能に所属する「事故物件住みます芸人」として、オカルト・ホラーファンの間では有名な松原くん。 実は彼も私の生徒のひとりです。吉本でもなくNSCでもないのにどういうこと? と思われた方も多…
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もんたよしのりさん「(人生に悔いは)ないな。ほんまに好きなことしかしてへんもん」
18日、大動脈解離のため急逝された、もんたよしのりさん(享年72)。20年近く前に2回、トミーズのトーク番組のゲストで来ていただきました。 レゲエ風の上着に白いパンツにサンダルというラフな姿…
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「隣人」は屈指の実力派コンビ キングオブコント優勝で「劇場に恩返しをしたい」
2013年の結成以来念願の「キングオブコント」のファイナリストに選ばれた「隣人」。「蛙亭」と同期のNSC大阪34期生で、在学中は違うコンビで活動していましたが、卒業後にコンビを結成しました。 …
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蛙亭「“ふわっとした世界”があったんで『イワクラとなら何かできるかな』とワクワクした」
一昨年に続いて「キングオブコント」のファイナルに駒を進めたNSC大阪34期生の「蛙亭」。 宮崎出身のイワクラちゃんと岡山出身の中野くんは、なかなか相方が見つからず「相方探しの会」で出会います…
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初めて見た時から気になる存在だった「ニッポンの社長」 独特なネタ作りと肩の力が抜けた魅力
4年連続で「キングオブコント」のファイナルに進んでいる、ニッポンの社長。毎年、予選に数千組が参加する中、4年連続は素直に快挙だと思います。 今回、コラムで書くにあたり、本人たちは知っているけ…
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松崎しげるさんは本番含め5回もフルコーラスで熱唱「歌うの好きなだけ?」「そう!大好きなの!」と大爆笑
永遠の名曲「愛のメモリー」でおなじみの松崎しげるさん。先日、タレントのLiLiCoさんとデュエット曲「これを愛と呼ぶのか?」をリリースされ、衰えを知らないパワフルボイスを聴かせてくれています。 …
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藤田まことさんは後輩のトミーズにも丁寧に挨拶を…豪快さと繊細さを兼ね備えた人格者
1960年代の「てなもんや三度笠」のあんかけの時次郎、70年代以降「必殺シリーズ」の中村主水、80年代後半から18年も続いた「はぐれ刑事純情派シリーズ」の安浦刑事、そして90年代後半から「剣客商売」…
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三國連太郎さんがラジオに飛び入り出演! 大俳優からいちファンの顔になった瞬間
30年近く前に、日本を代表する俳優、三國連太郎さんがオール阪神・巨人さんのラジオに飛び入り出演されたことがありました。 土曜日の朝、7時15分から10時までやっている朝日放送ラジオの長丁場の…
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【追悼】ジョニー広瀬さん “妙技”を披露しながらも「練習したら誰でもできんねん」と励ましてくれた
8月26日、白血病でお亡くなりになったマジシャンのジョニー広瀬さん(享年75)。ダンディーな外見と違って、いつも親しみのある大阪弁で楽しそうに話されていました。 私が初めてお会いしたのは30…
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【追悼】おかゆうたくん オチが決まった瞬間にニコッと「ドヤ顔」が忘れられません
8月22日、脳出血のため亡くなった、おかゆうたくん(享年61)。1981年に吉本新喜劇の大看板だった岡八朗師匠に入門し、翌年開校したNSC1期生として入学。同期にはダウンタウン、トミーズ、ハイヒール…
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丹波哲郎さんは台本を覚えない?「セリフはカンペを読む」と笑って教えてくれた
1960年代後半から70年代にかけて「キイハンター」「Gメン'75」など数々の人気ドラマに出演されて、その後、映画「大霊界」でも注目を集めた俳優の丹波哲郎さん。30年以上前に、2度だけバラエティー番…
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財津一郎さん 大俳優になっても自分の原点は「キビシィ~!」「サビシィ~!」ですから
昭和30年代から40年代にかけての大人気コメディー「てなもんや三度笠」(朝日放送)で「ひじょ~にキビシィ~!」「○○してちょうだぃ!」など奇声を発する「蛇口一角」役で大人気を博し一世を風靡された財津…
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ハリウッドザコシショウの原点は「よくわからないけど、とにかく元気」なこと
発売すれば即完。いま、最もライブチケットが取りにくい芸人の一人、ハリウッドザコシショウ。(以下=ザコシ)。ザコシは静岡からやってきたNSC大阪11期生。同期には中川家、陣内智則、ケンドーコバヤシ、た…
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祇園はM-1敗者復活戦目前でコロナ感染「ネタの選択を迷いに迷った結果、あきらめがつきました」
祇園といえば、2020年の「M-1」で敗者復活戦が決まっていたのにコロナで無念の出場辞退の報道で覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。 木﨑君(写真左)と櫻井君(同右)の2人はNS…
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正司花江師匠に聞いた「かしまし娘」時代の超多忙 昭和30年代は大阪‐東京を飛行機で1日2往復
昭和30~40年代、関西を中心に演芸界を席巻した「かしまし娘」。 1981年にトリオでの活動を休止し、芝居にドラマにテレビのコメンテーターにとそれぞれが活躍の場を移されましたが、長女の歌江師…
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2冠達成の「ダブルヒガシ」には売れていくコンビ特有の“ストーリー”がある
9日に行われた「ABCお笑いグランプリ」で優勝、3月の「ytv漫才新人賞」と2冠を制した今乗りに乗っているダブルヒガシ。 ボケの大東翔生君(写真左)とツッコミの東良介君(同右)でダブルヒガシ…
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角田信朗さんはトーク番組のひな壇に「格闘家枠」を確立させた“開拓者”
今回は空手家、ボディービルダー、俳優、歌手と数々の肩書をお持ちで、昨年の「マスターズボディビル選手権大会」で2冠を達成された正道会館・最高師範の角田信朗さんです。 角田さんとは30年ほど前、…
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双子の漫才師「吉田たち」の背中を押した“ブチギレ”エピソード
2023年、上方漫才大賞で全国区の見取り図やロングコートダディに競り勝って「奨励賞」を手にした双子の漫才師「吉田たち」。全国的にはまだまだ「知る人ぞ知る」という存在なのかもしれませんが、芸歴15年を…
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女性コンビ「爛々」は粗削りでネタも稚拙だが“雰囲気”を持っていた
2022年、「女芸人№1決定戦THE W」決勝戦に初進出して全国のみなさんにもその存在を知ってもらった女性コンビ爛々。私はNSC大阪39期生として出会いました。 ボケ担当で長身の萌々ちゃん(…
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吉本興業前会長・大﨑洋さんは徹底した現実主義者の一面も 対談では「自分探し」ブームに喝!
「来期からNSCの講師やって」「新喜劇書いてみ」と次々にチャンスをくださった大﨑洋前会長の続きを。 有言実行、決めたらすぐに動く大﨑さんは、2011年には47都道府県での「住みます芸人プロジェ…