野球
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「ピッチクロック」導入の都市対抗野球では混乱もあったが…私は賛成だ
63年前に私も出場したくらいだから、その歴史は長い。開催中の「都市対抗野球」である。 1927年に始まったこの大会で、新たな試みが行われている。今季からメジャーリーグで導入された「ピッチクロック」が採用されているのだ。 ...
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オリ中嶋監督の訴えはさもありなん! 今や「お荷物」でしかない球宴の存在意義
「ケガをしないでほしいと思います」 球宴で全パの指揮を執るオリックス・中嶋聡監督(54)が18日、オールスターの日程についてこう苦言を呈した。 【写真】この記事の関連写真を見る(37枚) 「4日で2試合というのはお...
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元ヤクルト鈴木康二朗 世界記録の756号を浴びた投手の意地「王さんに打たれて頑張れた」
WBCの日本の優勝に全国が熱狂したが、今から46年前の1977年も日本中がプロ野球の話題で大いに盛り上がった。 巨人の王貞治がハンク・アーロンの持つ通算本塁打の世界記録をまさに破ろうとしていたからである。 全国民が固...
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青学大・常広羽也斗はドラフトの目玉も即戦力にあらず?「2つのキズ」をスカウト指摘
「今オフのドラフト1位指名は確実。だからといって、来年からバリバリ一軍で……という投手ではない」 こう話すのは、セのスカウトだ。 11日に行われた全日本大学選手権決勝戦。青学大はエースの常広羽也斗(4年=大分舞鶴)が明...
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工藤公康さん 人生のターニングポイントは4回「高校進学で人生が変わった」
プロ野球選手として現役中に14回のリーグ優勝、11回の日本一に輝いた工藤公康さん。監督としても5回日本一を成し遂げた球界のレジェンドだが、野球人生の大きな節目、ターニングポイントが何度もあった。著書「工藤公康 配球とは」にちなんだ「...
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侍Jを世界一に導いた栗山監督から送られてきた 筆で書かれた手紙の中身
自宅に1通の手紙が届いた。今月2日のことだ。日付は5月30日とある。差出人は3月のWBCを制し、任期満了で5月末に退任した侍ジャパンの栗山英樹監督からだ。 今年1月に放送されたテレビ朝日系「GET SPORTS」で栗山監督と...
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98年ベイスターズ日本一の立役者“ 史上最強助っ人”ローズと旧交を温めた横浜の夜
ボビーと20年ぶりに再会した。1998年の横浜日本一の立役者のひとり、「ボビー」の愛称で親しまれたロバート・ローズ(56)である。 DeNAが3日の西武戦前に企画してくれたセレモニー、「BACK TO THE 1998 BA...
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天理大・真城翔大が大学選手権史上8人目達成!ノーノー生んだ「打者の手元で伸びる速球」
「スプリットもあるけど、何よりストレートがいい。この日の最速は142~143キロも、腕の振りが柔らかく、打者の手元でピュッと伸びている。打者は球速以上に速く感じているはず。なおかつ腕が遅れて出てくるので、どうしても差し込まれてしまう。...
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巨人か侍Jか「高橋由伸監督」の実現度…WBC東京プール主催の読売が担ぎ出したいのは?
侍ジャパンの次期監督候補として巨人の前監督・高橋由伸氏(48)が浮上している。WBCの東京プールを主催する読売本社の意向だという。 高橋氏は現役時代、日本代表として2004年のアテネ五輪に出場した。15年に引退後、16年から...
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侍J「ポスト栗山監督」最適な3人の名前…後任候補にイチローや松井秀が浮上するバカバカしさ
侍ジャパンの次期監督にイチロー(49=マリナーズ会長付特別補佐)、松井秀喜(48=ヤンキースGM特別アドバイザー)が浮上──。 スポーツメディアは、3月のWBCで世界一を奪還した栗山英樹監督(62)の後任として、日本が誇るス...
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【追悼】中西太さん…名伯楽の神髄を“一番弟子”だった元ヤクルト八重樫幸雄氏が語る
5度の本塁打王を獲得するなど、「怪童」と言われた元西鉄の中西太氏が11日に亡くなった。90歳だった。1971年のヤクルト、日本ハム、阪神などで監督、コーチを務め、臨時コーチを含めて幾多の選手を育てた。中西氏の「一番弟子」でその指導理...
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ドラ1候補の専修大・西舘昂汰は意外にも心配性…死球不安で評判のシュート投げないと吐露
16日の東都大学野球2部で専修大の先発・西舘昂汰(4年=筑陽学園)が、東洋大打線を無失点に抑え完封勝利。ネット裏に集まった11球団25人のスカウトに猛アピールをした。自らのミスでピンチを招く場面でも動じることなく要所を締めるピッチン...
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日本ハム投手陣ピンチ!吉田輝星はそれでもお呼びがかからない…二軍投手コーチに“現在地”を聞いた
日本ハムは投手陣の故障や二軍落ちが相次いでいるが、それでも一向に名前が挙がらないのが2018年ドラフト1位の吉田輝星(22)だ。 昨季は中継ぎの47試合で2勝0敗5ホールド、防御率3.31と存在感を放った。新球場元年の今季こ...
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西武ドラ6新人・身長166cm児玉亮涼が狙う“小兵の星” 源田の穴埋めから遊撃スタメン定着
身長166センチ。プロ野球選手の中でひときわ小柄ながら、グラウンドで大きく躍動しているのが西武のドラフト6位新人・児玉亮涼(24=大阪ガス)だ。 5年連続ゴールデングラブ賞の正遊撃手・源田がWBCで右手小指を骨折。その穴埋め...
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阪神157キロ右腕・才木浩人は将来のエース候補 首脳陣やスタッフが舌を巻く野球小僧ぶり
飛躍の年になりつつある。阪神の最速157キロ右腕・才木浩人(24)だ。 23日の中日戦は5回2失点で降板し、今季2敗目(1勝)を喫したが、直球と切れ味鋭いフォークを武器に、ここまで4試合に先発。25回3分の1を投げて防御率2...
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巨人原監督と日ハム新庄監督、どっちが先か? リーグ最下位で噂される「途中休養」
新球場元年は観客が増えるもの。 ■最下位低迷で新球場は閑古鳥 西武が本拠地をドームにした99年は前年より約45万人増。09年の広島は約48万人増。97年の中日にいたっては前年の2位から最下位に低迷しながら約53万人増。...
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オリックスを巣くう「吉田移籍後遺症」深刻な得点力不足、FA森だけでは到底埋まらない
今季からレッドソックスに移籍した吉田正尚(29)が苦しんでいる。日本時間11日のレイズ戦でのヒットを最後に、もっか20打席連続無安打(19日現在)の泥沼だ。 そんな吉田が昨季まで所属していたオリックスもまた得点力不足にあえい...
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ロッテ主催試合でファンがゴミ投げつけ…プロ野球が見習うべきサッカー界の厳罰処分
このまま“無罪放免”では許されない。 16日のロッテ対オリックス戦直後に起きた観客によるゴミ投げ事件。ゾゾマリンでオリックスの宮城がヒーローインタビューを受けている際、左翼スタンドのファンが食べ物の容器が入ったゴミ袋を投げつ...
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WBC3度目Vはプロ野球の人気回復につながった? 開幕2週間の平均入場者はコロナ前を下回る
WBCで侍ジャパンが2009年以来3度目の優勝を果たし、毎日新聞(3月23日付)は《野球人気 回復の序章に》などと報じていた。 そして日本のプロ野球は、日本ハムが新球場のエスコンフィールドHOKKAIDOで3月30日に“先行...
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元プロ野球選手・五十嵐亮太さん 2010年のMLBデビュー「この時が来た! 勝手に足が動いて…」
ヤクルト時代はロケットボーイズとしても親しまれ、剛腕リリーフ投手として活躍し、ニューヨーク・メッツなどメジャーリーグ数球団でも活躍した五十嵐亮太さん。帰国後はソフトバンクと古巣ヤクルトに戻り、現役を引退した。WBC(ワールド・ベース...
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侍ジャパンは公式スーツも世界一? ユニクロ「感動ジャケット」と「感動パンツ」は抜群の着心地
WBC優勝から2週間以上経ち、ようやく世間も余韻から冷めてきた頃だが、ファッション業界にはようやくWBCの恩恵が降ってきた。 侍ジャパンのオフィシャルスーツを提供したユニクロの「感動ジャケット」と「感動パンツ」が大人気だ。W...
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朝から晩まで続くWBC狂騒の薄気味悪さ…異様な同調圧力、コメンテーター“ヨイショ”一辺倒
「日本代表の奮闘には敬意を表しますが、大会期間中とその後の報道には辟易しました。特にテレビのワイドショーは、この国のニュースはWBCしかないという様相。そういうメディアに毒され、WBCに批判的な見方を示したり、興味がないと言おうものな...
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中日・ロドリゲスに嗚呼亡命騒動 戦力大幅ダウンの球団はトランプ前大統領が恨めしい!
「電話が全然つながらない……」 中日の加藤球団代表がこう言って頭を抱えると、立浪監督も「いてくれないと困る人が現状いない。どこの監督もそうだと思うが、勝ってるゲームをひっくり返されるのが一番厳しい」と、険しい表情だ。 ...
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バウアーが右肩の張りで“案の定”実戦登板先送り DeNA加入はもしや「メジャー復帰」へのリハビリ?
案の定というか、こんなことになるんじゃないか、との指摘は当初からあった。DeNAに入団したサイ・ヤング賞右腕のバウアー(32)が、右肩の張りを訴えたことを球団が発表したのだ。 23日に来日、二軍の練習施設で調整していたものの...
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“ダルビッシュジャパン”で生じていた温度差 代表内には 「雰囲気が緩んでいる」の声もあった
「最初は硬いところというか、気負いもあったと思うんですけどだんだん取れてきて、すごく楽しみながら日常生活も野球もしていたように思います。とにかく楽しく野球をしているところをファンの方々に見てもらうのが大事だと。プラス、結果もついてきて...
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侍J“ポスト栗山”の本命は栗山監督だけ? セ球団幹部が「続投の可能性ある」と話した根拠
「今日で監督が終わる。明日からは肩書のない人になる。個人的にこれが最後のユニホームになると思っている」 【写真】この記事の関連写真を見る(11枚) 栗山英樹監督(61)のセリフだ。日刊ゲンダイが22日発売号で監督交代の...
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【Team chemistry is amazing.】韓国メディアの記者が絶賛!「日本の団結力は素晴らしい」
WBCで見事優勝した侍ジャパンを、このようなフレーズで絶賛しているのは1次ラウンドで敗退した韓国メディアだ。母国代表を取材してきた「SPOTVnews」のコ・ユラ記者は、英文記事で「Team chemistry is amazing...
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侍Jの官邸表敬訪問は誰も止められなかったのか…帰国当日のムチャぶり強行軍に疑問噴出
「これだけ素晴らしいチームはないので、総理からも褒めてあげてほしい」──。そう語る栗山監督の表情はやはり疲れを隠せなかった。23日、日本へ凱旋した「侍ジャパン」は午後7時半過ぎに岸田首相を表敬訪問。記念撮影でペッパーミルポーズを披露し...
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見事だったWBC決勝での侍J継投策 吉井投手コーチは“一球入魂”の落とし穴を熟知していた
それにしても、見事な継投策だった。スター軍団の米国代表を下してのWBC制覇。先発の今永昇太から戸郷翔征、高橋宏斗、伊藤大海、大勢、ダルビッシュ有、大谷翔平とつないだリレーは、日本投手陣の質の高さを世界中に見せつけるような起用だった。...
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大谷翔平“WBC男気MVP”で背負うリスク 25日にマイナー戦登板→中5日で開幕の超強行日程
「これでまた、彼の評価はグンと上がったね」 こう言うのはWBC決勝が行われたローンデポパークのネット裏にいたメジャースカウト。「彼」とは胴上げ投手になって大会MVPを獲得した大谷翔平(28=エンゼルス)のことだ。 【写真...