来春WBCでブラジルは台風の目になるか…今秋ドラフト候補擁し、3大会ぶり本選進出

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 大谷翔平がキャンプを行う米アリゾナ州で、ユウイチ監督(44)が渾身のガッツポーズを見せた。

 日本時間7日、来年3月に開催されるWBCのアメリカ予選(アリゾナ州トゥーソン)でブラジルがドイツを6-4で破り、3大会ぶりの本大会出場を決めた。

 チームを率いるのはブラジル出身のヤクルト・ユウイチ外野守備走塁コーチ。13年大会では主将としてチームをけん引、東京ラウンドで侍ジャパンに敗れたものの、七回まで3-2でリードするなど善戦した。

 ユウイチ監督は予選大会前、「厳しい戦いになると思いますが、母国の野球の発展に少しでも貢献できるように、力を尽くします」と言っていた。代表メンバーはメジャーリーガーがワンサカいる強豪国とは違い、手薄と言わざるを得ない。メジャーリーガーは不在で、日本のプロ野球選手も西武左腕のボー・タカハシ(28=日系ブラジル3世)のみ。元広島の左腕・仲尾次オスカル(33)は豪州リーグでプレーしていた。

 他にはマイナーリーガー、日本の独立リーガー、大学生、社会人…と所属先はさまざま。かつて日本生命でプレーし、現在は阪神で通訳を務める伊東ヴィットル(30)が遊撃でスタメン出場して安打を放ち、話題になった。

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