メジャースカウトが目を付けた侍J投打の若手2人は…23年ドラ1右腕と新庄監督のお墨付き野手

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「最後の1イニングを投げた投手には、将来性を感じます」

 こう言うのは、某球団のメジャースカウトだ。

 侍ジャパンが5、6日に行ったオランダとの強化試合。投手陣は宮城(オリックス)、今井(西武)らメジャー予備軍が好投を見せた中、冒頭のスカウトは、「6日に先発し、常時150キロを超える直球をマークした種市(ロッテ)が良い投球をしていましたが、5日の試合で九回から6番手で登板した常広(広島)のことも気になりました」と言うのだ。

 2023年ドラ1の2年目右腕は、最速151キロの直球、フォークを駆使し、打者3人をすべて外野フライに打ち取った。

 昨季の一軍登板は2試合にとどまり、2年目の飛躍が期待されている。

「大学(青学大)時代はナンバーワンの投手だったと聞いた。現時点ではまだ本調子ではないと思うが、ストレートは高めも低めも、ホップするような伸びがある。フォークのキレも鋭い。メジャーでも活躍できる要素はある。数年後が楽しみです」(同)

 打者はどうか。

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