明大・毛利海大 日米大学野球の快投で今秋ドラ1候補に急浮上…阪神、ソフトバンクが興味津々
米国の大学生相手に自信を深めたのが、今秋ドラフト上位候補として注目される明大の左腕・毛利海大(4年)だ。
13日まで行われた日米大学野球選手権。5戦全勝を飾った日本は、この毛利が先発、リリーフとして3試合に登板。計7イニングを無失点と好投し、最優秀投手に選ばれた。
福岡県出身で、小学6年時にソフトバンクホークスジュニア入り。中学3年時にはボーイズ日本代表として世界大会に出場した。福岡大大濠では3年春の甲子園でエースとして8強入りに貢献した。
明大進学後は3年秋の東京六大学リーグ戦で3勝1敗、防御率1.53をマーク。この春はリーグ最多タイの6勝(0敗)、リーグトップの防御率1.34の好成績を挙げた逸材だ。
「上背は177センチと決して大きくはないが、平均140キロ台前半から中盤の直球は、球速表示以上の切れと伸びがある。スライダー、カーブといったストライクを取れる変化球も魅力。球持ちが良く、腕の振りもしなやかで、打者はタイミングを取りづらいはず。他の選手との兼ね合い次第では、1位指名もあるとみています」(セ球団スカウト)