高校野球
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海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ
「中学時代は軟式野球部で、硬球を握ったのは高校に入ってから。それでもMAX150キロを投げるように素質はある。ただ、ウチは良くて下位指名。他球団の評価も似たり寄ったりでしょう」 パ球団のスカウトがこう話す。 昨年5月の...
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誉の194㎝右腕モレチ・アレシャンドレが秘める「高校3年で球速20㎞アップ」のポテンシャル
今夏の愛知大会で自己最速タイの147キロをマークした194センチの長身右腕、誉のモレチ・アレシャンドレが、今秋にプロ志望届を提出する意向を明かした。 準々決勝で愛工大名電に敗れた試合は登板がなかったものの、視察したパ球団のス...
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漫画『おおきく振りかぶって』の作者ひぐちアサさんが高校野球愛を激白!「原点は88年の『さわやか旋風』」
弱気で卑屈、でもマウンドは決して譲らない。そんなエース投手・三橋廉を主人公にした高校野球漫画「おおきく振りかぶって」(講談社)。累計発行部数1800万部の大人気作品だ。 軟式から硬式に変わった西浦高校の野球部メンバーは全員1...
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勝敗を分ける連携プレーの極意、教えます。走者一、二塁で左翼前ポテンヒット、中継に入るべきは…
甲子園で勝つためには何をして、どう戦えばいいのかーー。横浜高校(神奈川)在任中に春夏通算16度の甲子園で3度の優勝に導いた元野球部長の小倉清一郎氏が本紙で連載した2011年7月の「鬼の遺言」から24年12月の「鬼の秘伝書」までの通算...
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延岡学園の本格派右腕・藤川敦也にスカウトが太鼓判押す「高校生トップクラスの武器」
183センチ、92キロの堂々たる体格から、MAX153キロの直球やキレのあるスライダーなどで勝負する本格派右腕。今夏は惜しくも準々決勝で富島に1-2で敗れ、甲子園のキップを逃したものの、卒業後はプロ一本と公言している。 「まだ...
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大阪桐蔭の右腕・森陽樹は最速153キロ、身長190㎝の怪物候補…「伸び悩み」経て再評価へ
7月24日の大阪大会準々決勝、大阪偕星学園戦に先発し、9回3安打12奪三振で1-0の完封勝利。 2年生だった昨夏、大阪大会決勝の東海大仰星戦で15奪三振1失点。チームを春夏連続出場に導いたものの、新チーム結成後の昨秋は、近畿...
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長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当
■長崎駅に見たこともない人の群れ 1976年の第58回全国高校野球選手権大会の優勝は初出場の西東京代表・桜美林。その大会で「旋風」を巻き起こしたのが長崎・海星高のエース、酒井圭一だった。 長崎大会3回戦の島原中央高戦で...
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豊橋中央(愛知)萩本監督「何でもダメだと抑えつけるのではなく、まずは認めてあげること」
「地元に一つ恩返しできたかなと思っています」 10日の第4試合で日大三(西東京)と対戦する豊橋中央の萩本将光監督(42)はこう言う。愛知県豊橋市出身。中京大中京(愛知)時代の2000年に甲子園出場。13年から豊橋中央のコーチ...
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プロ志望の健大高崎・佐藤龍月が左肘手術経てカムバック「下位指名でものし上がる覚悟」
「一番早くてギリギリ夏に間に合うと言われていた。いろいろな人に支えてもらって復帰することができました」 こう話すのは、夏の甲子園で12日に京都国際との初戦を迎える健大高崎の佐藤龍月(りゅうが/3年)。昨春のセンバツで優勝投手に...
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私が重視する対戦相手の“指標”を明かします…本塁打数、打率よりも「確か」な数字
甲子園で勝つためには何をして、どう戦えばいいのかーー。横浜高校(神奈川)在任中に春夏通算16度の甲子園で3度の優勝に導いた元野球部長の小倉清一郎氏が本紙で連載した2011年7月の「鬼の遺言」から24年12月の「鬼の秘伝書」までの通算...
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広陵が初戦突破も“集団暴行事件”に付きまとう疑惑…被害生徒の保護者は「事実関係に誤り」と抗議
「いろんなことでご心配をおかけした。選手がよく頑張ってくれたと思います」 7日の初戦、旭川志峯(北北海道)を3-1で下した広陵(広島)の中井哲之監督(63)は、神妙な表情で試合を振り返った。 広島大会中のSNSの投稿に...
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市船橋(千葉)海上監督に聞く「高校完全無償化で公立校の受難はますます加速しませんか?」
9日、明豊(大分)と対戦する市船橋は戦国千葉を勝ち抜き、3年ぶりの出場。しかし今夏の全出場校49校のうち、公立はわずか6校と、2010年からの15年間で最少。私立との二極化が進む中、受難の時代に直面する公立校の現状を海上雄大監督(4...
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地方局のメインイベント「夏の甲子園」…取材・放送は特別体制ができているのでしょうか?
私の出身母体であるテレビ朝日系列にとって、夏の甲子園ほど特別なものはありませんでした。親会社である朝日新聞社が主催する大会だから、というのが根本にあるのですが、各地方の系列局が地方大会の段階から取材を開始して、注目校や注目選手の密着...
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すぐに使える“正しい”カットプレーを伝授します。まず頭に入れておくべきは…
甲子園で勝つためには何をして、どう戦えばいいのかーー。横浜高校(神奈川)在任中に春夏通算16度の甲子園で3度の優勝に導いた元野球部長の小倉清一郎氏が日刊ゲンダイで連載した2011年7月の「鬼の遺言」から24年12月の「鬼の秘伝書」ま...
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智弁和歌山・宮口龍斗に“足りないもの”…「魔球」縦スラと152キロの直球が武器だが
直球はMAX152キロで、常時140キロ台。調子がいい日は140キロ台後半をガンガン投げ込む。変化球も130キロ台の縦スラは高校生にすれば「魔球」そのもの。183センチ、85キロと体格もプロ並みだ。 そんなスペックと裏腹に、...
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東洋大姫路(兵庫)岡田監督「大学からは『3年で』と言われたけど、ナンボ何でも無理ですと」
8日に済美(愛媛)と対戦する東洋大姫路(兵庫)の岡田監督は、同校のOBで、履正社監督時代の2019年夏に全国制覇を果たした。22年から東洋大姫路を率い、就任4年目の今年、春、夏連続で甲子園に導いた岡田龍生監督(64)に、ここまでの苦...
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すぐ隣の選手の声さえ搔き消す球場の大声援には、こう対処してきた
甲子園で勝つためには何をして、どう戦えばいいのかーー。横浜高校(神奈川)在任中に春夏通算16度の甲子園で3度の優勝に導いた元野球部長の小倉清一郎氏が本紙で連載した2011年7月の「鬼の遺言」から24年12月の「鬼の秘伝書」までの通算...
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叡明(埼玉)中村監督「あくまで地元に特化したい。全国から選手を集めることは全く考えていません」
7日津田学園(三重)と対戦する叡明の中村要監督(51)は、2019年8月の就任から6年で初の甲子園切符を手にした。以前は同じ埼玉の強豪・浦和学院で7年間コーチを務め、春夏6度の甲子園出場の経験がある。強豪校が集う激戦区の埼玉大会をい...
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頭に叩き込むべし!厄介な「浜風対策」は○○を見れば4パターンに分けられる
甲子園で勝つためには何をして、どう戦えばいいのかーー。横浜高校(神奈川)在任中に春夏通算16度の甲子園で3度の優勝に導いた元野球部長の小倉清一郎氏が本紙で連載した2011年7月の「鬼の遺言」から24年12月の「鬼の秘伝書」までの通算...
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甲子園球児のどこを見る?日本ハム元GMの山田正雄スカウト顧問が徹底解説
甲子園のネット裏で球児の一挙手一投足に目を光らせているのがプロ球団のスカウトたちだ。彼らは具体的に球児のどこに注目しているのか。花巻東(岩手)の大谷翔平(現ドジャース)や東北(宮城)のダルビッシュ有(現パドレス)の獲得に携わった元日...
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横浜・奥村頼人は進化を続ける「二刀流」 投げてはMAX146キロ、打っては県準決・決勝で3本塁打
今秋ドラフトの目玉ともっぱらである。 投げてはMAX146キロの直球に加え、本人いわく「細かく言えば10種類くらいある」チェンジアップをはじめとする変化球を駆使する左腕。打っては巧みなバットコントロールで安打を量産する左打者...
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金足農・吉田大輝は「素質は兄・輝星以上」ともっぱらだが…スカウトが指摘する「気がかりな点」
今夏、再び「金農旋風」を起こせるか。 2018年日本ハムドラ1で現オリックスの吉田輝星を兄に持つ右腕。昨夏に続いて、再び甲子園のマウンドに戻ってきた。 昨年MAX146キロをマークし、兄も太鼓判を押す素質の持ち主だが...
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金足農(秋田)中泉監督「やってみなくちゃわからない。1試合にすべてをかけるしかない」
6日第3試合で沖縄尚学と対戦する金足農(秋田)は、2018年準優勝時のエース・吉田輝星(オリックス)の弟・大輝(3年)がエースとしてチームを牽引。2年連続で夏の甲子園に乗り込んできた。15年に就任した中泉一豊監督(52)に、07年の...
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中央学院戦の「1安打完封負け」は全部私の責任です。選手たちにもそう伝えました
「全部オレの責任だ。おまえたちの長所を最後まで伸ばしきれなかった。試合中も、調子を取り戻させてやれなかった」 3年生の最後の夏を終わらせてしまった千葉大会5回戦の中央学院戦の後、私が選手たちにかけた言葉です。 おごって...
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甲子園開幕カード「小松大谷vs創成館」は好勝負の期待大…昨夏の聖地経験者が11人も
甲子園を勝ち上がるうえで、重要な要素のひとつが「経験値」だろう。 独特の浜風、広いファウルゾーン、そして地鳴りのような歓声……一度でも実際のグラウンドで経験しているのは大きな強みだ。 1日の組み合わせ抽選会で開幕試合...
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【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦
5日に開幕する夏の甲子園大会の組み合わせ抽選会が昨3日に行われ、初戦の対戦相手が決まった。春夏連覇を狙う横浜は敦賀気比、夏連覇を目指す京都国際は今春センバツ4強で優勝候補の一角・健大高崎と激突する。好カードが目白押しとなった初戦24...
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甲子園も東大進学と同じ? 我が子が高校球児になるにも親の"金次第"…スポーツ体験の格差社会とは?
夏の甲子園が5日から開幕する。高校球児への憧れを抱く幼い子どもを持つ親が気になるのが経済負担だろう。アマチュア野球に詳しいスポーツライター美山和也氏によると、熱心な保護者ほど中学時代から、ボーイズリーグやリトルリーグなどの硬式クラブ...
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山梨学院が筆頭、「2年生エース」擁する学校は要チェック
5日開幕の全国高校野球選手権大会に向け、出場校の甲子園練習が昨7月31日にスタート。この日は、吉田輝星の弟・大輝がエースの金足農(秋田)など7校が聖地で感覚を確かめた。 参加校の選手でひときわ注目を集めたのが、山梨学院(山梨...
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今夏の勢力図は「関東・関西・九州」>「四国・中国」…常連校の広陵も絶対的エース不在
49代表が出揃った夏の甲子園。 スポーツマスコミの下馬評によれば、センバツを制した横浜(神奈川)と同4強の健大高崎(群馬)を中心にした争いらしい。 「今年は関東、関西、九州勢が強い。特に関東は横浜や健大高崎だけじゃない...
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夏の甲子園で公立校は“絶滅”危機…今夏わずか6校、加速する球児の二極化に指導者「受難の時代」と悲鳴
夏の甲子園大会(8月5日開幕)に出場する全49校が昨29日、出揃った。 春夏連覇を目指す横浜(神奈川)、夏連覇を目指す京都国際(京都)の他、叡明(埼玉)、未来富山(富山)、聖隷クリストファー(静岡)、豊橋中央(愛知)、綾羽(...
