広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”
今夏の甲子園では広陵(広島)で部員による部内暴力が発覚、2回戦から出場を辞退。SNSでは同校や甲子園に爆破予告が届くなど大騒ぎになった。
部内暴力は被害者の保護者からの告発により明らかになったが、高野連の宝会長は暴力やハラスメントなどの不祥事事案に関して10日の記者会見で、「本当に細かいものから報告してもらって年間1000件以上になる」と話した。
高校の野球部はまさに不祥事の巣窟といえるが、実際、表沙汰になっていない“事件”は少なくない。
今夏甲子園に出場した高校には昨夏、ある告発文書が届いた。
「○○監督が子供を血だらけにしている」
差出人はその高校の「OB有志」。学校が調べると、そうした事実は一切なかった。その監督は部員に怒鳴ることはあっても、手を上げた形跡はない。そのまま放置していると今度は、「証拠はある。監督をクビにしなければ、動画、写真をばらまく」と警告文が送られてきたという。
実際に監督が部員を血まみれにするほどの状況なら、甲子園の出場などままならない。