高校野球
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東京の東西代表が夏の甲子園で勝率が高い納得の理由「勝ち上がること自体、大変なことだが…」
西東京の上位シード2校がそろって快勝発進だ。 今春のセンバツで16強入りを果たした早実(第3シード)は、16日の初戦の3回戦で玉川学園を圧倒。10-1で七回コールド勝ちを収めれば、春の東京大会準優勝の東海大菅生(第1シード)...
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甲子園で“来る”のは技巧派左腕を擁するチーム…浦和学院まさかの3回戦負けに確かな理由
「甲子園に出れば優勝候補」とも言われた浦和学院が15日、埼玉大会3回戦で滑川総合に1-4で敗れた。 浦和学院は三回を除いて六回まで、毎回先頭打者を塁に出しながら犠飛による1得点だけ。技巧派左腕の緩急をつけた投球に拙攻を重ねた。...
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日本屈指のメガイベント・甲子園大会の収支は?「全米大学の1%、まだまだ工夫の余地あり」
【Q】8月5日に開幕する第107回全国高校野球選手権、通称「夏の甲子園」。すでに日本全国で地方大会が行われ、球児たちが白熱した勝負を繰り広げている。そこで気になるのが、大会の収支だ。甲子園大会はスポーツ界でも屈指の人気コンテンツで、大...
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巨人入り乙坂智に横浜高時代の“とんでも伝説”…「何様のつもりだ!」元部長がブチ切れたことも
首位阪神と9.5ゲーム差の巨人が、駆け込み補強を行った。 得点力不足(14日現在235点でリーグ4位)の解消を期待されて加入した元DeNAの乙坂智(31)のことである。DeNAを退団して2022年からベネズエラ、メキシコ、米...
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夏の甲子園一番乗りの沖縄尚学は“買い”マーク…プロ注目の左腕が県大会4試合「40奪三振1失点」の衝撃
「来年のドラフト候補ですよ」 セ・リーグのスカウトがこう言った。 13日の沖縄大会決勝でエナジックスポーツを9-1で下し、全国のトップを切って夏の甲子園出場を決めた沖縄尚学の2年生左腕・末吉良丞のことだ。 この...
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「伝統」に隠された夏スポーツの矛盾…気候も社会の仕組みも変わったのに“形”だけそのままだ
すごく暑い。折からの参院選では「負担増」などと言われ、高齢者につらい夏である。 そんな中、高校野球の地方大会が始まり、陸上競技の日本選手権も行われた。夏の高校野球は今年が第107回、日本選手権は第109回。高校野球をはじめ陸...
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甲子園春夏連覇狙う横浜が警戒…神奈川“エンジョイ系”2校の侮れない実力
今夏限りでの勇退が発表されている野呂雅之監督(64)率いる桐光学園が10日、横浜スタジアムで行われた神奈川大会1回戦で戸塚に12-0の7回コールド勝ち。ノーシードで臨む「最後の夏」に好発進した。スタンドには同校OBのDeNA(中川)...
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千葉を「戦国」たらしめる“超過密日程”は今年の我が専大松戸に追い風になる手応えを感じています
夏の千葉大会が、いよいよ10日(木)に開幕します。我が専大松戸は春季千葉大会で優勝し、Aシードを獲得。初陣は12日(土)の2回戦、秀明八千代-芝浦工大柏戦の勝者と対戦します。 仮に専大松戸が決勝まで駒を進めるとしたら、15日...
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「八回、九回が面白い」はわかる。それでも、高校野球「7イニング制」に理解を示したいワケ
日本高野連は今年9月の国民スポーツ大会の高校野球で7イニング制を導入すると発表している。 聞くところによると、まずは国スポからだが、高野連は公式戦を全国一律で7回制に短縮することを検討し始めているそうだ。 最近の温暖...
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健大高崎・佐藤龍月 左肘手術から復活アピールも「1位指名は難しい」…スカウトの本音とは?
群馬に集結したプロ球団のスカウトの目の色が変わった。 昨夏に左肘のトミー・ジョン手術を受けた健大高崎(群馬)の左腕・佐藤龍月(3年)が、22日に330日ぶりの実戦登板を果たしたからだ。 同校グラウンドで鶴岡東(山形)...
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作新学院・小針監督の「不適切指導」に私が思うこと 批判するのが“無難”かもしれないけれど…
夏の地方大会の初戦まで1カ月を切り、すべての学校が脇目も振らず、チームの底上げにラストスパートをかけています。 そんな中で、複雑な心境にさせられるニュースが飛び込んできました。 作新学院(栃木)の小針崇宏監督(41)...
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我が専大松戸がセンバツ王者で無敗の横浜に大金星も、達成感、喜びをあまり感じない理由
大番狂わせ──そう感じた高校野球ファンも少なくなかったはずです。 今春のセンバツ王者・横浜(神奈川1位)に、4-3で競り勝った春季関東大会準決勝。この日の先発は、千葉大会決勝で公式戦初登板ながら最速143キロをマークした右腕...
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早ければ来春導入の高校野球「DH制」に「二刀流ルール」も合わせて検討していただきたい
お陰様で春季関東大会は準決勝に進むことができました。 ここまで残っている学校は、山梨学園(山梨)、健大高崎(群馬)、当コラムが掲載される21日に対戦する横浜(神奈川)。順に2022年からのセンバツ王者たちではありませんか。錚...
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横浜・織田翔希、山梨学院・菰田陽生はどっちがすごい?来秋ドラ1候補の両右腕が関東大会で躍進中
センバツ甲子園を制した横浜(神奈川)の2年生右腕・織田翔希がネット裏のスカウトの目を釘付けにした。 去る21日の春季関東大会準々決勝の浦和学院(埼玉)戦に先発し、初回にいきなり150キロマーク。1点リードの八回2死二塁から適...
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もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと
僕の同期で27歳の若さでPL学園(大阪)の監督に就任した藤原弘介は、2003年夏の甲子園に初出場し、最高成績は06年センバツ4強。転任先の佐久長聖(長野)では、監督就任直後の12年夏に10年ぶりの甲子園へ導くと、計5度の出場を果たし...
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かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか
甲子園に春夏通じて8度出場した佐久長聖(長野)の藤原弘介監督が3月末で退任した。 2001年にPL学園の野球部内で暴力事件が起こり、河野有道監督が引責辞任。半年間の対外試合禁止処分を下された後、代わって母校PL学園の監督に就...
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高校野球では「リクエスト」の権利を審判に与えるのはどうか…高まるビデオ判定導入の機運
アマチュア球界にビッグニュースがありました。 大学球界初の試みとして、東京六大学野球が12日に開幕した春のリーグ戦から、「ビデオ判定」を導入したのです。14日に行われた早大-東大戦では、早くも“第1号”が出た。早大が決めた二...
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PL学園 堅守の裏に名ノッカーあり…河野有道コーチはとにかく寡黙。無言がかえって怖かった
僕がPL学園3年春にセンバツに出場した1992年から甲子園のラッキーゾーンが撤去された。本塁打は前年の18本からランニング本塁打1本を含む7本に激減した。第1号が星稜(石川)の怪物・松井秀喜で、開幕戦の圧巻の2連発を目撃し、衝撃を受...
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雑念だらけだった初の甲子園 星稜・松井秀喜の弾丸ライナー弾にPLナインは絶句した
厳しい練習や過酷な寮生活を乗り越え、目指すは甲子園出場。僕は1年秋からレギュラーに定着したが、やっと目標を達成できたのは3年春、1992年のセンバツだった。 PL学園はちょうど低迷期で、甲子園に出られないまま、2年秋の新チー...
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常勝PL学園を築いた中村監督の野球理論は衝撃的だった…グラブのはめ方まで徹底して甲子園勝率.853
PL学園で甲子園通算58勝10敗。驚異の勝率.853を誇る中村順司元監督はよく「高校で終わりじゃねえぞ。みんな大学や社会人、プロで長く野球を続けて欲しいんだ」と言っていた。そのため、バットの握り方、捕球の仕方にも基本があり、理にかな...
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だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…
PL学園の野球部員は基本的に学校に行くことは嫌いじゃない。なぜなら、学校だけが地獄の寮生活や先輩から解放される「安息」の時間だからだ。1年時は「仕事」が多過ぎて、ほとんど寝られないことを先生たちは知っているため、授業中に寝ていても怒...
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なぜ東大は東京六大学リーグに加盟できたのか…そのまま6校だけで今年が創設100周年
「なに、帝大が加盟したい?」 どうする、と5大学が集まった。 「いいじゃないか」 積極的に歓迎の意を示したのは早大と明大だった。1925(大正14)年4月、東京帝国大学(以下、東大)が正式に加盟して東京六大学リー...
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今夏にも実現? 甲子園に「ビデオ判定」導入の可能性…《審判守るためにも絶対必要》の世論が後押し
10日の理事会で来春からのDH制導入が決定した東京六大学リーグ。同時に、きょう12日に開幕する春のリーグ戦から、「ビデオ判定」の導入も承認された。 リプレー映像で審判のジャッジを検証する「ビデオ判定」が採用されるのは学生野球...
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日本のトップアマ狙いメジャー球団大攻勢!森井翔太郎アスレチックス入団で潮目変わる
黒船襲来──。日本のプロ野球界にとってはさしずめそんなところかもしれない。メジャー球団がアマチュア球界のトップクラスの選手の獲得に本腰を入れ始めたというのだから。 春のセンバツが行われた甲子園のネット裏には、ヤンキース、メッ...
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「7イニング制をどう思う?」「野球はどうなる?」センバツ出場監督たちに聞いた
今年9~10月に滋賀県で開催される国民スポーツ大会(旧国体)で導入される、野球の7イニング制。すでに高校世代の国際試合は従来の9イニングから7イニングとなっており、将来的には甲子園大会への導入も囁かれている。 現場で指導して...
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センバツVで復活!「横浜高校ブランド」の正体 指導体制は「大阪桐蔭以上」と関係者
横浜(神奈川)は昨3月31日、19年ぶり4度目のセンバツ優勝から一夜明け、紫紺の優勝旗を手に凱旋した。 同30日の決勝で智弁和歌山を11-4で撃破。これで昨秋から公式戦20連勝、明治神宮大会に続く秋春連覇となり、1998年に...
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私が「飛ばないバット」に感じる"攻撃面"の意外なメリット…今春センバツにも好例があった
1年前に低反発バットが導入されて以来、高校野球は大きく様変わりしました。 私の体感では、従来の金属バットの打球速度や飛距離を「10」とするならば、低反発バットは「6」程度。その影響の大きさは、今春センバツでベスト4が出そろう...
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横浜高・奥村頼人の「二刀流ドラ1」に現実味…投手でU18代表入り、打者として評価する球団も
19年ぶりのセンバツ優勝を飾った横浜(神奈川)。新チーム発足から、昨秋の明治神宮大会の優勝を含む公式戦20連勝、無敗のまま紫紺の優勝旗を掴んだ。 そんな最強軍団の大黒柱が投打二刀流の奥村頼人(3年=左投げ左打ち)だ。23年ド...
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120キロ台「速球」で台風の目に 浦和実エース石戸颯汰をプロスカウトはどう見たか
28日の準決勝で智弁和歌山(和歌山)に敗れた浦和実業(埼玉)。初出場ながらベスト4入りを果たした原動力のひとりが、エースの石戸颯汰(3年)だ。 MAXでも130キロそこそこ、常時120キロ台の“速球”ながら、初戦の滋賀学園(...
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健大高崎・石垣元気の「高卒直メジャー」に現実味…手負いの今秋ドラ1候補巡り日米が綱引き
「おいおい、本気で試合で投げるつもりか?」「いくらなんでもムチャだよ!」 甲子園のネット裏で視察していた12球団のスカウトが騒然としたのは、センバツの1回戦が行われた18日のこと。 最速158キロを誇る今秋ドラフト1位...
 
