大阪桐蔭・中野大虎がプロへの「滑り込み」狙う好投披露 U18W杯スーパーラウンド進出決める
日本は8日、沖縄で行われているU18W杯で南アフリカと対戦。先発の大阪桐蔭・中野大虎(3年)はいきなり3者連続三振スタート。結局、5回4安打無失点で日本は開幕4連勝を果たし、スーパーラウンド進出を決めた。
中野は「プロ志望」を公言しているが、プロのスカウトは「現状は育成か下位指名かギリギリのライン」と言う。関西のさる強豪校の監督がこう言った。
「大阪桐蔭の西谷監督は育成でプロに入団するくらいなら、大学に進学させたい方針。『進路面談で高校からプロに行っても通用しないよとアドバイスしても、最近は絶対にプロ入りしたいといって聞かない生徒が多い』と嘆いていました」
西谷監督の方針もあり、育成指名の場合は拒否の可能性もあるという。U18W杯はプロへの最後のアピールのチャンスだけに、中野は支配下で指名されるため、誰よりも気合十分なのだ。
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U18メンバーでただ一人の2年生、沖縄尚学・末吉良丞の「直メジャー」が現実味を帯びてきている。その評判は日本のプロ野球だけにとどまらず、メジャースカウトの耳にまで入っているというのだ。いったいどういうことか。いま、水面下では何が起きているのか。
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