高校野球の慢性的な過密日程、上等ですよ。どれだけ慌ただしくても春季大会は絶対必要です
沖縄尚学の初優勝で幕を閉じた今夏の甲子園。その裏で、聖地の土を踏むことがかなわなかった我が専大松戸は、秋季千葉大会予選に臨んでいました。
結果を振り返ると、初戦から順に千葉明徳戦(8対0、7回コールド)、八千代松陰戦(17対1、5回コールド)、流山戦(3対0)。無事に本戦出場を決めることができました。次戦は21日、成田国際と幕張総合の勝者と対戦します。
一見すれば強豪相手に十分な戦いぶりを見せ、先行きは明るいようにも映ります。しかし、そう単純な話ではありません。相手校の多くは初めて公式戦を経験する選手が中心で、本来の力を発揮できていなかっただけでしょう。専大松戸には先輩の試合に出ていた下級生が多く、“試合慣れ”という点で一日の長があるかもしれませんが、チームの総合力や個々の能力が勝っているかは未知数です。目先の勝利に浮かれている場合ではありません。
秋季大会は来春のセンバツへと直結する重要な舞台。だからこそ、是が非でも勝ち抜かなければいけません。その覚悟で日々の練習に臨んでいます。