大手民放よりのびのび ロンブー淳は「MXテレビ」と好相性

公開日: 更新日:

 淳はおバカタレントを操るのはバラエティーでお得意だが、当番組では小沢氏とのトークもだいたい噛み合っていた。安倍内閣の印象や、「総与党化している」マスコミについてなど、小沢氏をリラックスさせた上で言わせた。キャスターでもなく、まだベテランではない芸人で、他にできる人はそういないだろう。

 しかしこれはMXテレビのおかげだ。淳はもともと政治に興味があるようだが、「知りたがり!」(フジテレビ系)では言いたいことが言えない煮え切らなさを感じさせた(鼻につくとこもあった)。当番組ではのびのびしているし、大人になった印象もある。小沢氏に「また出てくださいよ!」と促す時、「MXには言論をふさぐってことがないですから」と述べた一言が印象的だ。淳は同局で選挙特番などの司会も務めれば政治バラエティーの司会者として躍進する可能性あり。

 そう考えると、淳をメーンにし、淳がいじりやすい鈴木奈々をレギュラーにした番組を作り、ゲストに小沢一郎をブッキングする“タブーなし”のMXテレビがすごい。政治について言えないことばかりの大手民放じゃ、こうはいかない。

(作家・松野大介)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  2. 2

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  3. 3

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  4. 4

    千葉秋季大会開幕も専大松戸が「来春センバツを狙う」と宣言できない切実なチーム事情

  5. 5

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  1. 6

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  2. 7

    timelesz猪俣周杜「傷害容疑で逮捕」に“ダブルでガッカリ“…ファンの計り知れない失望

  3. 8

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 9

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 10

    4度結婚した宇野千代の“不倫”をNHK朝ドラ「ブラッサム」はどう描く?「カーネーション」は真正面から