児玉愛子
著者のコラム一覧
児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

韓国女性は10歳以上離れた「年の差カップル」に不満爆発

公開日: 更新日:

 立憲民主党の本多平直衆議院議員が口にした性交をめぐる発言。同議員は、性交同意年齢の引き上げを議論する性犯罪刑法の見直しに関するワーキングチームで、「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、同意があったとしても自分は捕まる。それはおかしい」と言い放っていた。この事実が明るみに出て騒ぎになると「不適切だった」と謝罪したが、韓国だったら決して許されなかっただろう。例え話にしても、韓国の女性たちが容認できる内容ではないからだ。

 現在、ネットフリックス等で配信されている韓国ドラマ「マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~」は、主人公の男女の年齢差がありすぎると批判された。2人の実際の年齢差は18歳で、キャスティングが発表された時から物議をかもした。ドラマでは、24歳年上の男性に対して若い女性が特別な感情を抱いていくという設定だ。これに視聴者が「ロリコンを美化している」と不満を爆発。物語の良さが評価されるのは終盤になってからだった。

 韓国では女性視聴者が年齢差に嫌悪感を示すことが珍しくない。ネットフリックスで配信中のドラマ「ミスター・サンシャイン」はイ・ビョンホンと相手役の女優キム・テリの年齢差が20歳だった。親子ほどの年齢差もさることながら、イ・ビョンホンにはかつて若い女性を口説こうとした過去がある。結果は“不倫未遂”に終わったが、当時のスキャンダルを思い出した視聴者も少なくなかった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    今オフ勃発「FA捕手大シャッフル」…侍Jの巨人・大城、SB甲斐を筆頭に中日、阪神も参戦か

    今オフ勃発「FA捕手大シャッフル」…侍Jの巨人・大城、SB甲斐を筆頭に中日、阪神も参戦か

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  4. 4
    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

  5. 5
    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

  1. 6
    “辞めジャニ”野村義男は59歳で現役バリバリ!引く手あまたの秘訣は「第三の道」を歩んだこと

    “辞めジャニ”野村義男は59歳で現役バリバリ!引く手あまたの秘訣は「第三の道」を歩んだこと

  2. 7
    巨人・秋広が今季初昇格も阿部監督「全く期待していない」…のんきな性格がアダで早くも背水の陣

    巨人・秋広が今季初昇格も阿部監督「全く期待していない」…のんきな性格がアダで早くも背水の陣

  3. 8
    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

  4. 9
    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

  5. 10
    人間性やスタンスが如実に表れたMLB挑戦時の「西海岸かつ小規模都市」へのこだわり

    人間性やスタンスが如実に表れたMLB挑戦時の「西海岸かつ小規模都市」へのこだわり