今オフ勃発「FA捕手大シャッフル」…侍Jの巨人・大城、SB甲斐を筆頭に中日、阪神も参戦か

公開日: 更新日:

 8日に登録抹消された巨人大城卓三(31)に対する阿部慎之助監督(45)の評価はそれほど高くはないことは知られた話だ。

 大城卓は昨季、自己最多の134試合に出場し、打率.281、16本塁打、55打点とキャリアハイ。しかし、昨オフに年俸は5000万円増の1億3000万円に大幅アップした一方、今季国内FA権を取得予定というのに、球団から提示された契約は「複数年」ではなく「単年」だった。監督交代で評価と立場が一変したことで、いよいよFA権行使の可能性が増すと見られている。(【前編】からつづく)

  ◇  ◇  ◇

 別の球界関係者がこう言った。

「他球団の評価は高い。大城がFA市場に出たら、セでは広島やパも含めて正捕手が定まらない球団は間違いなく獲得を検討する。今年は各球団の複数の正捕手がFAになるから、市場が活発化するかもしれません」

 先月13日に国内FA権の資格取得条件を満たした侍ジャパンの正捕手、ソフトバンク甲斐拓也(31)もそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」