静岡県・川勝平太知事が9日に辞職…余生は浅間山で「仙人になるんで」のホントかよ?

公開日: 更新日:

「南アルプスの水資源確保とリニア事業の両立を図るという4期目の公約に一つの区切りがついた」

 新人職員に対する訓示が「職業差別」などと批判された静岡県の川勝平太知事(75)が9日、辞職した。川勝氏は同日の会見で、15年に及んだ県政を振り返り、「危機管理最優先で取り組んできた」と語った。リニア中央新幹線の静岡工区については「黄色信号」と言い、改めて検討を重ねるべきだとした。

「平太のおじさん、平太のおじさん、あなたの住まいはどこですか~」「はいはい、私の住まいは信州信濃の山奥の浅間山の森の中~」

 会見で記者の笑いを誘ったのが、今後の政治活動を続ける可能性を問われた時だ。

 川勝氏は「ありません」と即答し、続けて「仙人になるんで」ときっぱり。さらに江戸時代の俳人・小林一茶にまつわる童謡の替え歌を口にし、「小鳥とお話しして過ごす。これが私のイメージしている仙人の姿です」と笑顔で語った。

■浅間山の麓の「仙人」が心変わりする日は?

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    JリーグMVP武藤嘉紀が浦和へ電撃移籍か…神戸退団を後押しする“2つの不満”と大きな野望

  2. 2

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  3. 3

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  4. 4

    田中将大ほぼ“セルフ戦力外”で独立リーグが虎視眈々!素行不良選手を受け入れる懐、NPB復帰の環境も万全

  5. 5

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  1. 6

    FW大迫勇也を代表招集しないのか? 神戸J連覇に貢献も森保監督との間に漂う“微妙な空気”

  2. 7

    結局「光る君へ」の“勝利”で終わった? 新たな大河ファンを獲得した吉高由里子の評価はうなぎ上り

  3. 8

    飯島愛さん謎の孤独死から15年…関係者が明かした体調不良と、“暗躍した男性”の存在

  4. 9

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  5. 10

    中日FA福谷浩司に“滑り止め特需”!ヤクルトはソフトB石川にフラれ即乗り換え、巨人とロッテも続くか