環境省は最初から意見を聞く気なし 水俣病被害者団体との懇談会は“シナリオ”ありきのヤラセ

公開日: 更新日:

 シナリオありきの「やらせ懇談会」だったとは呆れるしかない。

 伊藤信太郎環境相(71)が熊本県水俣市で水俣病の被害者団体と懇談した際、同席した環境省職員が団体側のマイクの音を切り発言を遮った問題。環境省は9日、懇談会で使用していた台本を公表。「3分でマイクオフ」と明記されていたことが分かった。

 台本には団体側が発言し始め、制限時間の3分が近づいた場合、司会が「申し訳ありませんが、他の団体様のお時間もございますので手短にお願いします」と伝えて、「3分でマイクオフ」とマイクの音を切ることが示されていた。さらに団体側から3分では短いなどと言われた場合は「時間を見つつ対応させてください」と切り返すよう書かれていた。

 この問題で伊藤大臣が団体側に謝罪する展開となったが、それだけでは済まないのではないか。なぜなら、環境省は組織の総意として、最初から団体側の発言を制限しようとする“悪意”が透けて見えるからだ。

■ガス抜き会見が失敗して大爆発

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外