メーカーズシャツ鎌倉・貞末良雄会長<3>リピーターの作り方

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 人気ブランド「鎌倉シャツ」を手がける「メーカーズシャツ鎌倉」が創業されたのは1993年11月。創業者の貞末良雄は、すでに53歳となっていた。

 アイビールックで一世を風靡した「VANヂャケット」の腕利きの営業部長として業界に名前をとどろかせた貞末。1978年のVAN倒産後、スーパーのヤオハンなど数社に籍を置いた後、満を持して以前から温めていた“シャツ専門店”の開業を決意する。ちなみに「メーカーズシャツ鎌倉」という社名は、夫人のアイデアだという。

 VANの創業者で「メンズファッションの神様」と呼ばれた石津謙介からは、「貞末君な、専門店は店主の哲学を売る店だ。世界にはシャツ専門店がある」と言われたそうだ。

 起業となればまず資金だ。

「コツコツ貯めていた定期預金が1000万円。あとは普通預金が300万円ほどしかありませんでした。一流の商店街に店を出すなんてとても無理。そこで鎌倉にあったコンビニの上の事務所を安く借りました。近所の大工さんと一緒に棚を作るなど、お金をかけずにスタートしました」

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