麻生氏のトランプ会談に透ける下心丸出しな“片思い”…前大統領にいたっては親友シンゾーの死を忘れた?

公開日: 更新日:

 今や被告の前大統領の横でニヤニヤしている自民党ナンバー2の顔なんて、まったく見られたもんじゃない。

 自民の麻生副総裁が24日(日本時間)、ニューヨークでトランプ前米国大統領と1時間ほど面会。今年11月の大統領選でのトランプ返り咲きを見据えた動きのようだが、トランプ前大統領への一方的な“片思い”の感が拭えない。

 トランプタワーで麻生氏を出迎えたトランプ前大統領は、ご機嫌な様子で麻生氏を指さしながら「とても有名な男だ。そうでしょ?」と軽くジャブ。日本へのメッセージを記者から求められ「偉大な国で、とても良くやっている」とヨイショした。

 盟友だった故・安倍元首相に触れて「シンゾーは親友で本当にサイコーだった」「彼が恋しいよ」と寂しさをにじませていたが、ホンネかどうか。日経新聞電子版(24日)によると、昨年半ばにトランプ前大統領と側近の間で日本の話題が出た際、次のようなやりとりがあったという。

〈(トランプ前大統領が)「シンゾーに会いたいな」と話し、側近が「安倍氏はすでに亡くなっています」と答えると「そうだった。それならミスター・アソーだ。彼なら私も知っている」と2番目に麻生氏の名前を出したという〉

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾