西武ライオンズ居郷肇社長<4>仲間を見て感じたプロへの壁

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 西武ライオンズ社長の居郷肇は、2011年3月に球団社長に就いた。今年、10年ぶりの優勝を果たしたことで、着任から7年半の苦労や思いがさまざまに駆け巡ったはずだ。

「ほかの球団は、みんな100万都市に立地しているため、ライオンズに比べて集客はしやすい。ライオンズは所沢市(埼玉県)なので、そうはいきません。そこで、僕がここに来る前の2008年から、チーム名に埼玉を冠して『埼玉西武ライオンズ』としました。埼玉を冠することで、埼玉県内の各市も巻き込んだ地域密着型チームを打ち出したわけです」

 居郷が着任した2011年、西武ライオンズは初めて黒字化し、以来、7期連続で営業黒字を維持している。そこには当然、観客動員力を底上げするための不断の努力があった。

「一言で言えば、野球だけではない楽しみ方を提供することでファンを増やし、観客動員も伸ばしました。たとえば、人気アニメの声優を招いて、選手の呼び出しのアナウンスを担当してもらうイベントもやった。野球ファンじゃない方も、それ目当てに来てくださるんです」

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