がん患者の退院後の“自宅治療食”を開発…最大の特徴「凍結含浸法」とは

公開日: 更新日:

大久保あさ美さん(西本ウィズメタックホールディングス)=前編

 日本人の2人に1人が罹患するがん。一方で早期発見と適切な治療により「不治の病」から「治る病気」へと変わりつつある。しかし、がんサバイバー(がんの診断を受けた後を生きていく人々)にとって、治療後の食事が新たな悩みの種になっているという。

「胃がんの場合、胃の一部または全部を切除する手術が行われます。その後の食事では消化のしやすさが求められ、栄養バランスにも気をつける必要があります。入院中は病院食なので安心ですが、退院すると途端に食事に苦しむ患者さんが多い。療養食を実際に作るとなると本人にも家族にも大きな負担ですし、そうした術後の患者に適した宅配食もほとんどありませんでした」

 そう語るのは、がんの治療中や消化管を手術した後の患者のための自宅療養食「食卓の名医」を開発した病態栄養専門管理栄養士の大久保あさ美さんだ。

 この商品の最大の特徴は、「凍結含浸法」と呼ばれる特殊な製法にある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  2. 2

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  3. 3

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  4. 4

    千葉秋季大会開幕も専大松戸が「来春センバツを狙う」と宣言できない切実なチーム事情

  5. 5

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  1. 6

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  2. 7

    timelesz猪俣周杜「傷害容疑で逮捕」に“ダブルでガッカリ“…ファンの計り知れない失望

  3. 8

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 9

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 10

    4度結婚した宇野千代の“不倫”をNHK朝ドラ「ブラッサム」はどう描く?「カーネーション」は真正面から