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藤原緋沙子

高知県生まれ。2013年「隅田川御用帳」シリーズで第2回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。著書に「番神の梅」「龍の袖」、「橋廻り同心・平七郎控」シリーズほか多数。

(5)櫛を髪に通し汚れを落とす

公開日: 更新日:
イラスト・チユキクレア

(二)

 津島屋の内儀およねの紹介で、千加が日本橋南一丁目にある小間物問屋『日吉屋』に髪結いに向かったのは数日後のことだった。

 前日に使いが来て、日吉屋の内儀は五十路も過ぎた高齢で、腕が痛んで髪を結うどころか、洗うのも難しくなった。女中に手伝わせて洗っているのだが、… 

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【連載】万年橋の仇討ち

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