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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

悠仁さま「オックスフォード大進学説」を検証…皇族がいきなり海外の大学に入学した例はゼロだが…

公開日: 更新日:

「海外の大学はどうなのかという話題は以前から庁内でも上がっていた」と明かすのは宮内庁OB。悠仁さまの進学先として英国のオックスフォード大が浮上していると、「週刊女性」(5月7.14日号)が報じた。同大には伯父である現天皇の徳仁さま、父の秋篠宮さま、“ヒゲの殿下”寬仁さま、その長女・彬子女王も留学。彬子さまの留学期間は5年を超え、女性皇族では初めて博士号も取得している。この世界有数の名門大学に「可能なら悠仁さまもぜひ行くべき」と宮内庁OBは話す。

「徳仁さまが2年4カ月の留学を終え帰国された時、見違えるようにたくましくなっていた。とかくひ弱に見られがちな悠仁さまにとっても一度、親元から離れることはプラスになるはず」

 オックスフォード大は全寮制。皇族といえども特別扱いはされず、身の回りのことは全部、自分でやらなければならない。寮の設備は老朽化。風呂場の蛇口から十分な量の湯が出なくて、浴槽に肩まで浸かることもできなかった。友人とパブでビールを飲み、親交を深めた。こうした体験の一つひとつが徳仁さまにとっては新鮮だった。

「天皇陛下は日本の政治家では太刀打ちできないほど、流暢な英語を話します。公式の場で通訳を介さずに話しこまれ、周囲を慌てさせることもしばしば。この語学力は留学時代に身につけたものでしょう」(皇室記者)

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