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なぜ? エアバッグ問題でも兜町では「タカタ株買い」の声

 エアバッグ問題でガタガタのはずのタカタだが、兜町界隈では「タカタ株は買い」の声も一部あるというから驚きだ。

 リコール費用は総額で1兆円規模といわれているが、タカタの自己資本は1090億円。身の丈の10倍の“ツケ”になる。取引先の自動車メーカーの負担の分担は不可欠で、先週、タカタはホンダなどの自動車メーカーに再建計画の説明会を行った。

「自動車メーカーの協力でリコール費用の問題を乗り切ったとしても、“タカタ製”のイメージは最悪で、自動車メーカーが将来も付き合い続けるかは疑わしい。そのうえ、リコール問題でのタカタの対応が良くない。創業家の高田一族はいまだに居座り続けていて、責任を取ろうとしない。周囲も本気で助けようという気になれないようです」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 いいところなしのタカタで、株価も昨年11月の米国運輸省による「制裁発表」を受けて1000円を割った。3日の終値は353円で年初来56%の下落なのだが、先月20日の400円割れ以降も300円台で踏ん張っているのだ。

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