代行監督で勝利も…原監督のインフル感染が“気まずい”理由
「マジっすか?」と、巨人ナインがずっこけた。
15日、原辰徳監督(56)がインフルエンザに感染したと球団が発表したからである。14日夜に発熱などの症状を訴え、この日の朝に都内の病院で診察を受けた結果、インフルエンザ(B型)と診断された。当面は自宅で静養する。
原沢GMは「一般的に考えると、次の(17日から)甲子園3連戦の指揮を執るのは難しい。前橋での広島戦(21日)から戻ってもらえたら」と説明。それまでは、こちらもインフルエンザから復帰したばかりの川相昌弘ヘッドコーチ(50)が監督代行を務める。原監督は球団を通じ、「チームに迷惑をかけますが、しっかりとインフルエンザを治し、万全の体調でチームに戻りたいと思います」とコメントした。
前代未聞の珍事である。この日、対戦したDeNAの中畑監督も、就任1年目の12年春季キャンプ中にインフルエンザに感染した。しかし、シーズン中の指揮官の離脱は極めて異例。予防接種は受けていたようだが、選手にプロとしての体調管理を厳しく説いている。