巨人・鹿取GM 長嶋氏にも盾突いた“いごっそう”エピソード

公開日: 更新日:

「鹿取が入団1年目を終えた秋、『地獄の伊東キャンプ』と言われる猛練習をやった。朝から晩までしごきまくったわけですが、『次、ダッシュ50本!』と指示を出すと、江川(卓)や角(盈男)なんかが、『えーっ、死んじゃいますよ』なんてブーブー言うわけです。『ん、なんか言ったか? はい、卓と角は10本追加!』なんてやってる中で、黙々と淡々とついてきたのが鹿取だった。投手としても、余計なことは言わずに、与えられた仕事をしっかりこなす。コーチとしては頼もしい選手でした」

 高橋氏が「こんなこともあった」と続ける。

「ある年のシーズン中、私のところに来た鹿取が『結婚します。つきましては、先輩、仲人をお願いできませんか』と言うのです。ガラじゃないと思って、『そういうものは、監督とか大学、高校の恩師に頼め』と2度、いや、3度断った。しばらくなにもなかったので諦めてくれたかと安心していると、オフになって私の自宅の呼び鈴が鳴った。玄関のドアを開けると、そこに鹿取が立っている。しかも、隣には高知から呼び寄せたお母さんもいるんです。お母さんにまで頭を下げられたら、さすがに断れない。頑固というか、こうと決めたら、それを貫く意志の強さはありますね」

 長嶋、原両監督にもそうしたように、鹿取GMが「土佐のいごっそう」ぶりを発揮し、球団や読売上層部の横やりもはねつけられるようなら、期待は持てるが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトBがメジャー1巡目指名19歳獲り 米有望株なぜ日本へ

  2. 2

    「一軒家」逆転で…「イッテQ!」に意外なリストラ候補が

  3. 3

    大混戦必至の参院東京選挙区 有力美人候補4人は全員当選か

  4. 4

    新天皇にもやるのか トランプ“ポンポン握手”に外務省恐々

  5. 5

    “マクロ経済スライド”で40代、50代の年金は今後どうなる

  6. 6

    いまさら聞けない年金受給 59歳から始める満額もらう準備

  7. 7

    理由は子どもだけか 磯野貴理子“2度目離婚”芸能記者の見方

  8. 8

    ケガ人続出でも首位 ソフトB支える育成出身「低年俸選手」

  9. 9

    国分太一「ビビット」降板…TOKIOに囁かれる“空中分解説”

  10. 10

    定年後の健康保険0円に“秘策” 扶養入りという第4の選択肢

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る