巨人底なし13連敗で懸念 由伸監督オフの辞任や解任あるか

公開日: 更新日:

 前日に球団ワースト記録を更新する12連敗を喫した巨人。8日の西武戦前のベンチは当然のことながら重苦しかった。

 ある選手がこう言った。

「よく開き直れって言われるけど、それってどういう意味ですかね? 観念してふてぶてしく思い切ってやること? まあ、巨人でそれはムリ。一つ一つのプレーが見られ、ダメならボロカスに批判される。こういう時こそ、捨て身になることは確かに必要だとは思うけど、巨人で開き直ってプレーするのは絶対ムリ。監督も球団の人も『連敗を受け止めないといけない』と言ってますし……」

 がんじがらめの巨人は、連敗のプレッシャーも加わってガチガチだ。試合前、村田ヘッドコーチに打開策について聞くと、こう声を大にした。

「一番大事なのは諦めない気持ちや! だってそうやろ? 体を動かすのは気持ちなんやから!」

 案の定、連敗は止まらなかった。この日は投手陣が大炎上だ。先発池田が三回途中7失点KOされると、計4投手で今季最多タイの13失点。早々と試合は決まった。坂本勇が13年以来、4年ぶりの2番に入ったものの、わずか2得点のボロ負け。球団ワースト記録をさらに更新する13連敗となった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード