愛知・東郷町ハラスメント町長ようやく辞職願…会見で見せた薄ら笑いと“小学生並み”の言い訳がポンコツすぎる

公開日: 更新日:

「ハラスメントへの理解が欠け、不勉強だった」

 愛知県東郷町の井俣憲治町長(57)は25日、会見でこう話し、議会に辞職願を提出したことを明らかにした。

 町長は22日に公表された第三者委員会の結論を踏まえて進退を判断するとしていた。その調査報告書の中身は、耳をふさぎたくなるような罵詈雑言の数々と、「小学生並み」の言い訳ばかり。第三者委のアンケートに回答した職員582人中、108人がハラスメント被害を訴えていた。

<おまえらの脳みそは鳩の脳みそより小さい><おまえの頭は帽子をかぶるためだけの頭か><バカなの?><頭が悪いな><小学生レベル><最上級のあんぽんたん><三流大学以下><ポンコツ1号・ポンコツ2号>といった具合。

 この発言の真意について、町長はヒアリングで「会議において、担当職員から期待した提案や回答などがなされないときに、がっかりした気持ちを伝えるためであったり、考えろという叱咤激励の意味で発したにすぎない」「ポンコツ1号・2号については、職員ではなく職員の出してきた提案をそのように表現したこと」と言い訳に終始したが、明らかな人格否定である。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし