U-20W杯イタリアにスコアレスドロー “死の組”堂々突破

公開日: 更新日:

 U―20W杯(ポーランド)で日本代表が<死の組>を堂々と突破した。

 日本時間30日午前1時キックオフのグループリーグB組最終戦でイタリア相手にスコアレスドロー。1勝2分け・勝ち点5でB組2位となり、2大会連続の決勝トーナメント進出を決めたのだ。

 南米予選1位のエクアドル、北中米カリブ海予選2位のメキシコ、そして、欧州予選2位のイタリアと同居した日本の予選リーグ突破は、非常に難しい――。この大会前の予想を見事に覆した。イタリア戦は日本がボール支配率53%、シュート19本(イタリア12本)、枠内7本(4本)、CK11本(4本)と数字でも上回った。前半7分のMF伊藤のPK、同19分のFW田川の相手GKとの1対1シュートが決まっていたら、文句なしのB組1位通過だったハズ。元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が言う。

「エクアドル戦は劣勢から同点に追い付く粘りを見せ、メキシコ戦では持ち前の技術の高さ、俊敏性を遺憾なく発揮して完勝。そして、イタリア戦も強豪相手に遜色のない戦いを見せてくれた。死の組を突破した日本は、決勝T以降も順調に勝ち上がっていくのでは? と思わせるに十分な戦いぶりでした。今後も期待していいと思います」

 注目の決勝T1回戦は日本時間5日午前0時30分キックオフである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    大谷2戦連続6号弾 先輩の雄星も驚く「鈍感力」発揮!名門球団の重圧や水原問題もどこ吹く風

    大谷2戦連続6号弾 先輩の雄星も驚く「鈍感力」発揮!名門球団の重圧や水原問題もどこ吹く風

  3. 3
    長渕剛が誹謗中傷に《具合が悪い》と告白…《話があるなら、来てほしい》と性被害告発の元女優に呼びかけ

    長渕剛が誹謗中傷に《具合が悪い》と告白…《話があるなら、来てほしい》と性被害告発の元女優に呼びかけ

  4. 4
    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

  5. 5
    松本人志“性的トラブル報道”へのコメント 優木まおみが称賛され、指原莉乃が叩かれるワケ

    松本人志“性的トラブル報道”へのコメント 優木まおみが称賛され、指原莉乃が叩かれるワケ

  1. 6
    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7
    佐々木朗希にメジャー球団は前のめりも…ロッテ首脳陣が依然として計算できない脆弱ボディー

    佐々木朗希にメジャー球団は前のめりも…ロッテ首脳陣が依然として計算できない脆弱ボディー

  3. 8
    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

  4. 9
    阪神・岡田監督ようやく取材解禁の舞台裏 もう怖いものなし?今後の報道に忖度生じる可能性

    阪神・岡田監督ようやく取材解禁の舞台裏 もう怖いものなし?今後の報道に忖度生じる可能性

  5. 10
    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異

    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異