白鵬
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敗れた阿炎も術中に?横綱白鵬は“ぬるぬる胸”が隠れた武器
殊勲の汗が光った。 横綱白鵬(34)が大相撲7月場所初日、阿炎を下して白星発進。「あわや」という内容ながら、落ち着いて気鋭の小結を下した。 過去の対戦成績は白鵬の1敗。昨年5月場所ではリーチの長い阿炎の突き押しに苦杯...
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稀勢の里を描いた「愚直」の荒井太郎氏に聞く7月場所展望
7日に初日を迎える大相撲7月場所(名古屋)。大相撲ブームを牽引した横綱稀勢の里(33=現荒磯親方)が1月場所を最後に土俵を去り、角界は新時代に突入している。そこで好評発売中の「愚直 平成最後の日本人横綱 稀勢の里の魅力とはなんだった...
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先場所V朝乃山をKO 白鵬が稽古で繰り出した“右張り手の罠”
必殺の「右」が炸裂した。 1日、横綱白鵬(34)の元に、先場所優勝力士の朝乃山(25)が出稽古に訪れた。白鵬は快く受けて立つと、11番。最初の一番こそ朝乃山が押し出したが、その後は白鵬の独壇場。最後は強烈な右張り手から上手投...
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日本帰化へ前進も…横綱白鵬は「5年限定親方」止まり濃厚
かねて、「引退後は親方になりたい」と話していた横綱白鵬(34)。モンゴル国籍離脱が当局に認められ、あとは日本国籍取得のみとなった。 「ひとつクリアした状態。まだ(国籍変更の手続きは)始まったばかりだから」とは本人。帰化すれば、...
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炎鵬は最軽量99キロ 横綱白鵬の内弟子に“小兵”が多いワケ
偶然なのか、それとも狙いがあるのか。 5月場所で幕内デビューを果たした炎鵬(24)が、さる1日、自身の幕内昇進祝賀会に出席した。新入幕となった5月場所は7勝8敗と負け越したものの、168センチ、99キロという幕内最軽量の体格...
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平幕朝乃山が唯一1敗で “トランプ杯”争奪戦に白鵬歯ぎしり
それを手にするのは誰か、いよいよわからなくなってきた。 22日、1敗の横綱鶴竜(33)が結びの一番で、妙義龍に不覚。同じく1敗の栃ノ心(31)も阿炎に敗れ、トップを走るのは1敗の平幕、朝乃山(25)ただひとりという事態になっ...
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令和初Vだけじゃない 横綱白鵬「5月場所出たい」欲と打算
■「三本締め騒動」 ぶっつけ本番もありそうだ。 12日初日の5月場所まで1週間を切った大相撲。しかし、この時期になってもいまだに相撲を取る稽古をしていないのが、横綱白鵬(34)だ。6日の稽古総見では四股などの基礎稽古止...
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白鵬を“傍若無人”横綱に育て…宮城野親方はまるで使い走り
反省の色はなく、それどころか何で怒られたのかいまだに理解していないようだ。 25日、3月場所の三本締めでけん責処分を受けた横綱白鵬(34)が報道陣に対応。 「勉強不足だった。また一から勉強していきたい」 と殊勝...
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理事長は怒り心頭 横綱白鵬「三本締め」けん責処分の意味
オレは誰よりも強い横綱だ。その横綱が、お客さんを喜ばせようとサービス精神でやったことの何が悪い――。 横綱白鵬(34)の心境はおそらく、こんなところだろう。春場所千秋楽の優勝インタビューで観客を促してやった三本締めに対する処...
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横綱白鵬に帰化を決意させた朝青龍とのギスギスした因縁
「引退して親方をしばらくやったあと、モンゴルに帰って政治家になりたい」 横綱白鵬(34)はかつて、親しい友人にこう話していたという。モンゴルには大相撲出身で母国の政治家になった旭鷲山(元小結)がいるものの、白鵬は自らその夢を捨...
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帰化決意の白鵬が狙う理事長の座 相撲界を待つ暗黒時代
日刊ゲンダイがこれまで何度も報じてきたように、横綱白鵬(34)が日本国籍取得に動いていることが17日、明らかになった。白鵬は母国モンゴルに同国の国籍離脱を申請したという。つまり、帰化の準備が整い、正式に動きだしたということだ。当の本...
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白鵬は厳罰不可避か 春場所の“三本締め”に八角理事長激怒
その瞬間、あまりのけんまく、迫力に、近くにいた親方のひとりは震え上がったという。 去る3月28日、両国国技館で行われた理事会でのこと。当日は横綱白鵬(34)と師匠の宮城野親方(61=元前頭竹葉山)の姿もあった。春場所千秋楽の...
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千代の富士はスパッと…「引き際の美学」はプロでは遺物か
「令和でも3年、5年を目指す」 2日の春巡業中、こう話したのが横綱白鵬(34)だ。 大相撲も現役寿命が延びているとはいえ、34歳は力士としては若くない。最高齢横綱は吉葉山の37歳だが、これは戦前の話だ。年6場所制となっ...
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貴景勝は1面だが 白鵬Vの記事がスポーツ紙9面なのは当然だ
春場所千秋楽の翌朝の某スポーツ紙1面トップは「貴景勝大関確定!」。 そうか、よう頑張った。2桁勝てば大関だと言われてたしな。千秋楽にカド番大関の栃ノ心を負かして、入れ替わり大関か。栃ノ心も来場所、再起をかけてひとつ、頑張って...
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白鵬“疑惑の右腕”「筋肉切れている」は5月場所への布石か
「(筋肉が)切れていると思う。なんとなく、稀勢の里の気持ちが分かる」 25日の一夜明け会見で、横綱白鵬が自身の負傷具合を明かした。 3月場所でV42を達成し、全勝優勝は15度目。いずれも歴代最多記録であるものの、代償も...
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大関確実の貴景勝 突き押し強化に必要な“離陸軌道”とは?
念願の昇進も、試練はここからだろう。 横綱白鵬のV42で幕を閉じた大相撲春場所。この場所でもっとも注目を集めたのが、大関とりに挑戦していた貴景勝(22)だ。24日は大関栃ノ心を下し、10勝5敗。27日の臨時理事会で、正式に大...
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白鵬に逸ノ城…貴景勝の大関ノルマ“あと2勝”には難敵揃い
苦しい後半戦になりそうだ。 今場所の大関とりを目指す貴景勝(22)が19日、結びで横綱鶴竜(33)と対戦。立ち合いのもろ手突きから押しの一手で、危なげなく勝利した。これで8勝2敗。大関昇進を決めるためにも、2ケタ勝利は必要。...
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横綱白鵬ただ1人全勝ターンも “懸賞ぶん回し”は不安の表れ
横綱白鵬(34)は難敵を下したとき、懸賞をわしづかみにした右腕を「どうだ!」と言わんばかりに大きく振る。つまり、それが多い今場所は苦戦続きということだ。 17日は栃煌山にいなされて不利な体勢になり、一気に寄り切られるか――と...
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3月場所は戦国時代 衰え目立つ白鵬“次なる野望”と注目若手
角界の誰もが「いまや誰が優勝してもおかしくない」と口を揃える。 10日に初日を迎える大相撲3月場所。先場所は平幕の玉鷲(34)が、先々場所は貴景勝(22)が初優勝を飾った。上位と下位の力量差も縮まり、ベテラン、若手が入り交じ...
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白鵬・鶴竜は耳痛っ…相撲協会の暴力再発防止研修会の中身
“実行犯”でないにせよ、思うところはあったはずだ。 4日から国技館で行われている相撲協会の研修会。暴力問題の再発防止などがテーマで、5日は日本スポーツ法学会の棚村政行理事が講師となり、自身の体験談を交えながら「暴力は暴力しか...
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非白鵬閥の玉鷲V…“モンゴル帝国”崩壊で角界はどうなる?
「最後まで、誰が優勝するか分からない楽しさがあった。今の方が純粋なスポーツとして面白いのではないか」 こう話すのは、好角家の菅野宏三氏(ビジネス評論家)だ。 27日、玉鷲(34)の初優勝で幕を閉じた大相撲1月場所。攻め...
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まさかの連敗…衰え顕著な白鵬が失っていた“2つの武器”
呆然自失の中、座布団のシャワーを浴びた。1敗の横綱白鵬(33)が24日、まさかの連敗を喫した。モンゴルの同郷である相手の玉鷲(34)はもっか2敗で、自身とは星1つの差。勝てば優勝をほぼ手中にできた一番で、まさかの番狂わせが起きた。 ...
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手負い御嶽海が白鵬に初黒星 “一瞬棒立ち”の悪癖突き一気
誰がこの結果を予想しただろうか。 かたや全勝の横綱白鵬(33)、かたや7日目から休場してこの日から再出場の小結御嶽海(26)。誰もが前者の勝利を疑わない中、最後に土俵に立っていたのは左足のケガが癒えぬ御嶽海だった。 「...
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貴景勝と御嶽海を一蹴…横綱白鵬は「世代交代」阻止に血眼
細工は流々、あとは仕上げをご覧じろ――。 横綱稀勢の里が13日初日の1月場所出場を明言する一方、こちらも調整に余念がないのが白鵬(33)だ。7日の横綱審議委員会による稽古総見では貴景勝(22)と御嶽海(26)を指名し、いずれ...
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八角理事長が喝…大関狙う貴景勝“覇気”以上に足りないもの
「覇気が足りない。若手に元気がない」 相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が、新春早々、苦言を呈した。 7日に行われた横綱審議委員会による稽古総見。大関候補といわれる貴景勝(22)と御嶽海(26)は横綱白鵬から指名され...
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白鵬が帰化決断 稀勢の里凋落でモンゴル勢が土俵“再支配”
やはり、荷が重かったのか。 今場所5日目から休場した横綱稀勢の里(32)。8場所連続休場明けの先場所は10勝5敗と復活の兆しを見せたものの、再び崖っぷちに追い込まれた。 立ち合いから考えなしに左差しを狙う単調な相撲で...
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来場所に進退かかる稀勢の里 “起死回生”の一手はあるのか
本当にもう引退しか残されてないのか。15日に休場を発表した横綱稀勢の里(32)。初日から4連敗では、横綱の威厳も何もない。 「今はしっかり痛めたところ(右ヒザ捻挫)を治してから、考えたいと思います」とは、来場所の進退を問われた...
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初の一人横綱が2連敗 稀勢の里に白鵬・鶴竜が高笑いのワケ
誰の目にも「完敗」だった。 横綱稀勢の里(32)が初日から2連敗。2日目の12日は、妙義龍に寄り倒しで敗れた。 立ち合いから激しい差し手争いとなったこの一番。稀勢の里は左を差させまいと右腕をがっちり固める妙義龍を攻め...
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今年4度目の休場 横綱白鵬は東京五輪まで現役でいられるか
やはり、出場はかなわなかった。 8日、横綱白鵬(33)が11月場所(11日初日)の休場を発表した。10月に右ヒザと右足首を手術しており、師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)は「まだ四股を踏める状態じゃない」と現状を説明した。 ...
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白鵬がやったら批判必至 輪島だから築けた黄金伝説に合掌
横綱輪島が猛威を振るったのは、黄金の左からの下手投げばかりじゃないのだそうで、相撲以外の笑える黄金伝説があまたスポーツ紙上を賑やかす。 野球の長嶋、相撲の輪島、ホントにそんなことがあったかどうか知らん。話に尾ひれが付いて泳ぎ...