白鵬を“傍若無人”横綱に育て…宮城野親方はまるで使い走り

公開日: 更新日:

 反省の色はなく、それどころか何で怒られたのかいまだに理解していないようだ。

 25日、3月場所の三本締めでけん責処分を受けた横綱白鵬(34)が報道陣に対応。

「勉強不足だった。また一から勉強していきたい」

 と殊勝な態度を見せたのもつかの間、「やりすぎず、守りすぎず。それが一番難しい」ときた。

 白鵬は3月場所の優勝インタビューで館内に三本締めを要求。この行為が「相撲道の伝統と秩序を損なう行為」と判断され、処分を食らった。

 にもかかわらず、この発言だ。2017年11月場所の万歳三唱といい、今回の三本締めといい、なぜその行為がとがめられたか、白鵬は何もわかっちゃいない。それとも、わかった上で協会をナメ腐っているのかどうか。だとすれば、「一本締めならいいのかも」と思っているかもしれない。

「協会には白鵬の所作や礼儀作法などをとがめる投書が山ほどきている。伝統を無視した土俵入りをはじめ、以前から問題視されていた懸賞をひったくるしぐさや、取組直前に汗を拭かないことなどです。白鵬はタオルで脇の下などは拭くが、胸は拭かない。こうすると胸を合わせたときに相手がすべるからです。力士としてあまりに姑息だし、何より不潔ですからね」(ある親方)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ