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スカイマーク破綻…西久保前社長のバクチ経営と残るリスク

「航空業界の風雲児」も万策尽きたということだ。

 約711億円の負債を抱えて民事再生法の適用を東京地裁に申請した国内航空3位の「スカイマーク」。

 29日、本社で会見した有森正和新社長は、経営再建に向けた不採算路線の縮小と減便を発表。「運行に支障が出ることはない」と強調したが、“リスク”はまだ残っている。

 そもそもスカイ破綻の予兆は3年余り前に始まっていた。西久保慎一前社長が「国際線」参入を掲げ、エアバス社から「A380」を6機、計約1900億円で購入する方針をブチ上げた時だ。

 当時の決算書(11年3月期)を見ると、営業キャッシュフロー(CF)は約148億円。総資産は約370億円。つまり、営業CFの12.5年分、総資産の約5倍の明らかな過剰投資だ。「A380」は総2階建て、平均約500席で、ANAやJALが導入を躊躇するほどの超大型機。営業規模の小さいスカイがそれだけの席を埋めるのは並大抵のことではなく、業界では早い段階で「大丈夫か」との声が出ていた。

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