今期最高益 ソニー平井社長が代表権を返上する意外な理由

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 ソニーの平井一夫社長(57)が4月1日から会長に退く。新社長は下馬評通り、吉田憲一郎副社長(58)の昇格だ。

 先週2日、急きょトップ交代の会見がソニー本社で開かれた。平井社長はCEO(最高経営責任者)を吉田副社長に譲り、代表権も持たない。

「平井社長は今期(2018年3月期)の最高益を花道にして、経営の第一線からキッパリと退きたいのでしょう。本音をいえば、会長職にすらとどまりたくなかったと思います。ただ、吉田副社長は地味な印象だし、“ソニーの顔”としては少し物足りない。吉田氏がソニーのトップと認知されるまでサポートするということでしょう」(市場関係者)

 ソニーの歴代トップには井深大、盛田昭夫、大賀典雄、出井伸之の各氏などカリスマ性を持った経営者が目立った。平井社長にしても、入社はグループ会社のCBS・ソニー(現ソニー・ミュージック)で、その後、ソニー・コンピュータ・アメリカなど派手な業界を転々としている。「それだけに存在感はある」(電機業界関係者)のだ。

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