ハラハラの米4勝目 松山英樹の“慎重姿勢”をプロどう見る

公開日: 更新日:

【フェニックス・オープン 最終日】

「ミスがなければ勝つチャンスはあると思う」

 首位と4打差3位発進の松山英樹(24)がプラン通りボギーなしの66で回り、通算17アンダーでウェブ・シンプソン(31)と首位に並んでプレーオフに突入。

 4ホール目にバーディーを決めて大会史上6人目の連覇を成し遂げ、日本人選手最多の米ツアー4勝目を手に入れた。

 松山は世界ランク5位と今大会出場メンバーの最高位。一方、16アンダー首位発進の安秉勲(25・韓)は全米アマを史上最年少記録で制し、欧州ツアー1勝をマークしているとはいえ、世界ランク47位と格下。米ツアー未勝利と経験も少ない。

 最終組でプレーする安の目の前で、1組前の松山がジワジワとプレッシャーをかけていった。

 前半は3番パー5でイーグル先行。ドライバーでフェアウエーをキープすると、2打目は残り225ヤード。グリーン右サイドのマウンドを利用してピンそば60センチにつけるスーパーショットを見せた。5番でもバーディーを奪いアウトは3つ伸ばしてターン。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    今オフ勃発「FA捕手大シャッフル」…侍Jの巨人・大城、SB甲斐を筆頭に中日、阪神も参戦か

    今オフ勃発「FA捕手大シャッフル」…侍Jの巨人・大城、SB甲斐を筆頭に中日、阪神も参戦か

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  4. 4
    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

  5. 5
    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

  1. 6
    “辞めジャニ”野村義男は59歳で現役バリバリ!引く手あまたの秘訣は「第三の道」を歩んだこと

    “辞めジャニ”野村義男は59歳で現役バリバリ!引く手あまたの秘訣は「第三の道」を歩んだこと

  2. 7
    巨人・秋広が今季初昇格も阿部監督「全く期待していない」…のんきな性格がアダで早くも背水の陣

    巨人・秋広が今季初昇格も阿部監督「全く期待していない」…のんきな性格がアダで早くも背水の陣

  3. 8
    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

  4. 9
    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

  5. 10
    人間性やスタンスが如実に表れたMLB挑戦時の「西海岸かつ小規模都市」へのこだわり

    人間性やスタンスが如実に表れたMLB挑戦時の「西海岸かつ小規模都市」へのこだわり