ハラハラの米4勝目 松山英樹の“慎重姿勢”をプロどう見る

公開日: 更新日:

 安は前半3バーディー、1ボギーで回り通算18アンダー。そのままトップ独走か、と思われたが折り返して10番、11番連続ボギーでスタート時点に後退。その後もスコアを落としてV圏内から消えていった。

 松山もバーディーチャンスを決められずにパーセーブが続いたが、焦らずにじっと耐えた。チャンスホールの13番パー5で2オンに成功すると、7メートルのイーグルトライは惜しくも外れるがバーディーを奪って、ついに首位タイ。そしてグリーン手前に池が広がる15番パー5でも5番アイアンで2オンに成功して2パットバーディー。この時点で単独トップに立った。

 しかし松山の3組前でプレーするシンプソンが最終日にベストスコア64をマークして一気に首位タイに浮上して先にホールアウト。松山は上がり16番4・5メートル、17番2・5メートル、18番5メートルのバーディーパットを決められずにプレーオフに突入した。

 シンプソンは2012年全米オープン覇者であり、米ツアー4勝の実力者。長尺パターのアンカーリング規制から不調に陥り、13年を最後に優勝から遠ざかっていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」