初日伸びず 松山の“ふてくされ顔”をスポーツ心理学者分析

公開日: 更新日:

「スコアは悪くないですが、スイング直後のしぐさなどから気持ちよくプレーしているようには見えませんでした」

 米ゴルフのソニー・オープン初日をテレビ観戦していたスポーツ心理学者の児玉光雄氏(追手門学院大学客員教授)がこう言う。

 今大会が2年ぶりの出場となった松山英樹(24=写真)は、6バーディー、2ボギーの66。4アンダーの21位というスタートだった。開催コースのワイアラエCC(ハワイ)は、アマ時代を含め過去4回出場の9ラウンドでアンダーパーはたった2回。松山は「あまり好きじゃないコース」と漏らした。この日も2打目をピンそばにつけてもイメージした弾道や落下地点とは異なるのか、スイング直後に何度も不満な表情を見せていた。

 前出の児玉氏が言う。

「自分の思う球が打てなかった時、数秒間だけありのままの感情を表に出して気持ちを切り替えることは悪いことではありません。初日の松山選手はショットがややブレていたこともあるが、2位で終わった前週に優勝争いをしたジャスティン・トーマス(23)が11アンダー(2イーグル、8バーディー、1ボギー)と爆発。めったに出ない59というスコアを意識してしまったのでしょう」

 その松山は大会2日目、4バーディー、1ボギーの「67」で回り、通算7アンダーでホールアウトした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • ゴルフのアクセスランキング

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  3. 3

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  4. 4

    内部で新たな不倫騒動発覚!日刊ゲンダイの問い合わせには「ゼロ解答」、お粗末フジ会見と酷似

  5. 5

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  1. 6

    度重なるトラブル…松山英樹の「マナーの悪さ」海外でも評判に

  2. 7

    日本女子5人目のメジャー制覇! 西郷真央を“職人”たらしめる「ゴルフ脳」と逃げない心

  3. 8

    笹生優花、西郷真央、原英莉花らを輩出したジャンボ尾崎アカデミーは「ゴルフ教室」にあらず

  4. 9

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  5. 10

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動