ハラハラの米4勝目 松山英樹の“慎重姿勢”をプロどう見る

公開日: 更新日:

 松山は17番パー4で3Wを手にして花道まで運ぶと、2打目はピン右3・5メートル。これを沈めて、昨年と同じプレーオフ4ホール目で決着をつけた。

 田原紘プロが、「最終日は貫禄というか落ち着いて優勝争いをしていた。松山の粘り勝ちです。今大会の優勝候補に挙げられ、それに応える成績を出したのはトップレベルの力がついてきた証拠」と指摘する。

■「松山は72Hの戦い方を知っていた」

 松山のコメントはいつも煮え切らない。

 初日に1打差2位につけても、「どうしていいスコアが出るのか自分でもわからない」。2日目は「ショットの感触はあまり良くなかった。パットが入ってくれることを祈りながらプレーしたい」と言いながら1打差3位。そして3日目も「ティーショットとパット、アプローチが足を引っ張った」とはいえ4打差3位とV圏をしっかりキープしていた。上位争いしながら、神経質になっているようにも思える。確かに競争激しい米ツアーでは息つく暇もなく緊張の連続だから仕方ないともいえる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」