私が対戦したくない相手投手は「制球力の悪い左腕」と「制球力バツグンの超遅球派」
全国各地の夏の地方大会で波乱が起きているようです。
長野県では、シード8校中6校が8強までに姿を消したというニュースが飛び込んできました。
お隣の埼玉県にしても浦和学院が、春季埼玉大会を制して優勝候補といわれながら、3回戦で左腕エースを擁する滑川総合に1ー4で敗れました。「今夏最大の番狂わせ」などと報じられています。
左腕といえば、昨夏の甲子園で8強入りの大旋風を巻き起こした島根の公立校・大社や、同大会優勝校の京都国際、今春センバツで初出場ながら4強入りした浦和実(埼玉)にしても、チームの原動力となったのは左腕エースでした。
左腕相手はやりにくい、という指導者は少なくありませんが、実のところ私は苦手意識を持っていません。
対戦機会が少ないから試合の序盤は打ちあぐねたとしても、イニングを重ねるごとに打者の目も慣れていきますからね。ただ、「制球力の悪い左腕」には嫌なイメージがあります。どこに球が来るのか分からないから、狙い球を絞るのが難しい。それくらいです。