早ければ来春導入の高校野球「DH制」に「二刀流ルール」も合わせて検討していただきたい
お陰様で春季関東大会は準決勝に進むことができました。
ここまで残っている学校は、山梨学園(山梨)、健大高崎(群馬)、当コラムが掲載される21日に対戦する横浜(神奈川)。順に2022年からのセンバツ王者たちではありませんか。錚々たる強豪校を前に、なんだか仲間外れのような気になってしまいます(笑)。
横浜さんとは胸を借りるつもりで戦い、彼我の力の差はどれくらいなのか、夏に向けた準備のためにもしっかり見定めるつもりです。選手たちも刺激を受けてくれたらうれしいですね。
さて、大会期間中なので話題を変えましょう。
高校野球はここ数年で球数制限やクーリングタイム、延長タイブレーク制が導入されるなど、大胆な改革が進められています。さらに、今秋の国体では試験的に7回制を取り入れることが決まり、ビデオ判定の運用まで検討されているとのこと。
このコラムでは以前、7回制には大反対、ビデオ判定は条件付きで賛成という旨を記しました。今回は、早ければ来春にも導入されるかもしれない「DH制」についての意見をお話しします。