横浜・織田翔希、山梨学院・菰田陽生はどっちがすごい?来秋ドラ1候補の両右腕が関東大会で躍進中
センバツ甲子園を制した横浜(神奈川)の2年生右腕・織田翔希がネット裏のスカウトの目を釘付けにした。
去る21日の春季関東大会準々決勝の浦和学院(埼玉)戦に先発し、初回にいきなり150キロマーク。1点リードの八回2死二塁から適時打三塁打を浴びて同点に追いつかれたものの、強豪相手に八回途中2失点の好投でチームを公式戦27連勝に導いた。
センバツでその織田と並ぶ甲子園2年生最速タイの152キロをマークした山梨学院の194センチ右腕・菰田陽生も、19日の叡明(埼玉)戦で3回3分の2を投げ、11個のアウト全てを三振で奪う圧巻の投球を披露。22日の東海大相模(神奈川)戦は登板機会はなかったものの、山梨学院は4強進出を決めている。
「2人は来年のドラフト1位候補で、目玉になり得る投手です」と大会を視察したセ球団スカウトがこう言う。
「横浜の織田は直球と変化球の精度が高い。インコースに臆せず投げ込める度胸と制球力を兼ね備えている。角度もあり、2年生でも投手としての完成度が高い。菰田は長身を生かした投球の角度と直球の質がいい」