義ノ富士旋風で九州場所V争い一変! 1敗の関脇・安青錦も撃破、横綱・大の里まさかの2敗目

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 わずか2日で状況が一変した。

 昨19日、前日に全勝の横綱大の里(25)を破って金星を手にした義ノ富士(24)が、1敗の関脇・安青錦(21)を撃破。さらに結びの一番で大の里が足を滑らせてしまい、まさかの2敗目を喫した。

 現在のトップは大の里、豊昇龍、安青錦が2敗で並び、3敗に義ノ富士、時疾風、錦富士の3人。つい2日前まで大の里の独走気配だったのが、遠い昔のようである。

 さらに上位3人はいずれもそれぞれとの対戦が残っており、壮絶な潰し合いが予想される。

「義ノ富士が巻き起こした波乱ですね。昨日(18日)は大の里を速攻で寄り切り、今日は低い体勢が持ち味の安青錦を突き起こして突っ張りで圧倒。この2日間は違う取り口で強敵を撃破と、興行的にも文句なしでしょう。大の里も前日の負けが響いているのか、この日は立ち合いで足が出ず、前のめりになって土俵に滑り落ちた」(角界OB)

 自身も3敗なので、当然、賜杯のチャンスはある。“義ノ富士旋風”はまだまだ土俵で吹き荒れそうだ。

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