新横綱・大の里を待ち受ける「稽古嫌い」のレッテル…雑音封じには往復3時間の遠征出稽古がカギ

公開日: 更新日:

 悲願を達成し、表情も明るかった。

 5月場所を制し、横綱昇進が決まった大関大の里(24)が昨26日、所属する二所ノ関部屋で一夜明け会見を行った。

「手の使い方が完璧だった。止まらない相撲、圧倒する相撲が多かった」と自画自賛した“横綱”。今場所は立ち合いで突き放し、右を差しつつまわしにこだわらずに前に攻め、初日から14連勝。圧倒的な強さを見せつけた。

 2場所連続Vの大の里の実力を疑う者は皆無だが、いつもこうした相撲ばかり取れるわけではない。今後、対戦相手は「横綱には何をやってもいい」と言わんばかりに、これまで以上にあの手この手で崩しに来る。実際、千秋楽では横綱豊昇龍の技術に屈し、全勝を逃している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも

  2. 2

    クビ寸前フィリーズ3A青柳晃洋に手を差し伸べそうな国内2球団…今季年俸1000万円と格安

  3. 3

    高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

  4. 4

    「育成」頭打ちの巨人と若手台頭の日本ハムには彼我の差が…評論家・山崎裕之氏がバッサリ

  5. 5

    進次郎農相ランチ“モグモグ動画”連発、妻・滝川クリステルの無関心ぶりにSNSでは批判の嵐

  1. 6

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  2. 7

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  3. 8

    ドジャース大谷「二刀流復活」どころか「投打共倒れ」の危険…投手復帰から2試合8打席連続無安打の不穏

  4. 9

    銘柄米が「スポット市場」で急落、進次郎農相はドヤ顔…それでも店頭価格が下がらないナゼ? 専門家が解説

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題か...大谷の“献身投手復帰”で立場なし