新横綱・大の里を待ち受ける「稽古嫌い」のレッテル…雑音封じには往復3時間の遠征出稽古がカギ

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 悲願を達成し、表情も明るかった。

 5月場所を制し、横綱昇進が決まった大関大の里(24)が昨26日、所属する二所ノ関部屋で一夜明け会見を行った。

「手の使い方が完璧だった。止まらない相撲、圧倒する相撲が多かった」と自画自賛した“横綱”。今場所は立ち合いで突き放し、右を差しつつまわしにこだわらずに前に攻め、初日から14連勝。圧倒的な強さを見せつけた。

 2場所連続Vの大の里の実力を疑う者は皆無だが、いつもこうした相撲ばかり取れるわけではない。今後、対戦相手は「横綱には何をやってもいい」と言わんばかりに、これまで以上にあの手この手で崩しに来る。実際、千秋楽では横綱豊昇龍の技術に屈し、全勝を逃している。

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