さようなら元横綱白鵬…最後の最後まで“問題児”ぶり炸裂、相撲協会は「退職届」受理へ秒読み
日刊ゲンダイがスクープした元横綱白鵬(宮城野親方=40)による相撲協会への退職届提出。30日には他紙も相次いでこれを報じるなど、騒動は広がりを見せている。
30日現在、相撲協会は退職届を受理しておらず、6月2日の臨時理事会で閉鎖中の宮城野部屋の処遇を協議するというが、白鵬に近い関係者は、「『辞める』の一点張りで、話しにすらならない」と明かすなど、退職の意思は固いとみられる。
白鵬は昨年3月、弟子の暴行事件を契機に宮城野部屋が無期限閉鎖処分に。以降は伊勢ケ浜部屋に転籍していたが、待てど暮らせど協会内で部屋の処遇について話し合いが行われず、処分解除のメドが立たないことに不満を募らせているという。
「さらに、白鵬と『犬猿の仲』と言われる7歳下の元横綱照ノ富士が、伊勢ケ浜親方の7月の定年によって部屋を引き継ぐ。白鵬にとって、照ノ富士の下に付くことは耐えられない」(角界OB)
そんな白鵬に対し、SNSなどでは「協会の処分が厳しすぎる」などの同情論も少なくないが、前出のOBはこう言う。