オリ九里亜蓮 相撲協会コラボイベント日に「電車道」でメッタ打ちKO…交流戦で“初日発進”ならず

公開日: 更新日:

 初日の軍配は西に上がった。

 交流戦で行われる、パ・リーグ6球団と相撲協会のスペシャルコラボ。その第1弾となる「京セラドーム大阪場所」が3日、初日を迎えた。

 本場所さながらに呼び出しの重夫が「ぴっちゃ~~~~、う~~ら~~~、う~~ら~~~」と名乗りを上げる中、マウンドに立ったのが地元大阪出身の業師・宇良。振りかぶって投げたボールは打者の背中側に大きく逸れるワンバウンドとなったものの、スタンドは大盛り上がりだった。

 こうして始まった“本場所”だが、初回にオリックス先発の九里亜蓮がいきなり広島の打者9人に3失点と、ヨーイドンで勝負が決まる“電車道”。結局、5回12安打4失点とメッタ打ちにされ、KOされた。

「さすが、昨季まで九里が所属していた古巣ですね」と、セ球団スコアラーが言う。

「九里は内角のシュートと外角の変化球を駆使して、ゴロを量産する投手。シュートで詰まらせてもいいし、内角を突いた後に外角のボールで引っかけさせてもいい。当然、それは広島も熟知している。この日は追い込んでからも外角のチェンジアップに合わされ、12安打中6安打が内野安打だった。五回は内野安打3本で1失点でしたからね」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった