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森暢平成城大学文芸学部教授

元毎日新聞記者。著書に『天皇家の財布』(新潮社)、『近代皇室の社会史』(吉川弘文館)、『皇后四代の歴史──昭憲皇太后から美智子皇后まで』(吉川弘文館、共著)、『「地域」から見える天皇制』(吉田書店、共著)などがある。

「小室圭さんの借金」東国原英夫氏のワイドショー発言はあまりに粗雑すぎる

公開日: 更新日:

 東国原氏は次のようにも言う。

「現時点で解決できなくても、解決しますとか、これからの展望についてですね、何か一言あればですね、そうするとやっぱり、多くの国民の皆さんがちょっとほっとするんじゃないかなあと思うんですね。その意向が、この3年間なかったものですから、僕はどうなのかなあっていうですね。この諸問題を解決できない人が、弁護士として諸問題を解決できていけるのかなあみたいな感じもしますよね」

 ひどい言いがかりである。先ほどの「ガン無視」という物言いを含め、小室さんの人格をも否定している。「小室文書」によれば、沈黙を守ったのは元婚約者のプライバシーを晒さないためであり、対立しているような誤解をされたくなかったためである。

■小室さんが解決を引き伸ばしたいはずがない

 そもそも、こうした私人間の借金トラブルの交渉の「展望」を途中で説明することは、普通はない。通常の交渉が行われず、週刊誌とつながりを持つ元婚約者代理人の周辺から、一方的な情報が週刊誌に流れることが、交渉を進展させることの障壁だった。弁護士資格を持つ小室さんの代理人は、元婚約者を相手にした交渉に大きな困難を感じたであろう。

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