眞子さまが「小室圭さんの夫人」になる天皇家はこれからどうなるのか

公開日: 更新日:

 眞子さまが、来月の10月にも婚姻届を出し、皇室を離脱する。「小室圭さんの夫人」という一般の女性になるわけだ。これで「小室さんが皇族になる」といったデマも打ち消され、「女性宮家」や「女性天皇」を潰そうとしてきた守旧派も反対する理由がなくなった。「女性宮家」創設の議論も加速するだろうから、宮内庁関係者も安堵していると思えば、そうでもないらしい。

【写真】この記事の関連写真を見る(11枚)

 安倍晋三前総理がいる限り、自民党政権が「女系天皇」を認める可能性は極めて少ないといわれる。現に自民党の総裁選では、子飼いの高市早苗候補に「女系天皇に反対」「男系男子の維持」「旧皇族の皇籍復帰を希望」などと言わせている。そのため、河野太郎候補は、党内右派の反発を恐れ、持論の「女系天皇」を封印せざるを得ない状況だ。

 こうなると、「女性宮家」の議論はどこまで進むか予断を許さないが、仮に現在の男系男子の継承をそのままにして「女性宮家」を認めたとすればどうなるか。いずれ秋篠宮家の長男・悠仁さまが天皇になり、愛子さまが女性皇族として天皇を支えることになるのだろうが、もし悠仁さまに男子が生まれなければ、愛子さまに男子が生まれても、皇統はそこで絶えることになる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方